新生児・赤ちゃんの便秘を解消したい!出ない原因を月齢別に紹介!

赤ちゃんや新生児は「便秘と無縁」だと思っていませんか?実は赤ちゃんが成長する過程では「便秘になりやすい時期」があり、実際便秘に悩まされている赤ちゃんもいます。ここでは赤ちゃんや新生児が便秘になる原因や解消法を、月齢別にわかりやすくご紹介します。

Contents
目次
  1. 赤ちゃんや新生児でも便秘がある⁈
  2. 新生児から4ヶ月頃の赤ちゃんの便秘の原因
  3. 新生児期の便秘の解消法
  4. 5ヶ月から8ヶ月頃の赤ちゃんの便秘の原因
  5. 5ヶ月から8ヶ月頃の赤ちゃんの便秘の解消法
  6. 9ヶ月以降の赤ちゃんの便秘の原因
  7. 9ヶ月以降の赤ちゃんの便秘の解消法
  8. 赤ちゃんや新生児の便秘が解消しないときは
  9. 赤ちゃんや新生児を便秘から守ろう

赤ちゃんや新生児でも便秘がある⁈

便秘は大人がなるものというイメージを持つ人が多いかもしれませんが、赤ちゃんや新生児でも便秘になることがあります。赤ちゃんがお腹が張って苦しそうに泣く姿は、ママとしても心配ですよね。もし赤ちゃんや新生児が便秘になったらどうしたら良いのでしょうか。その原因や解消法を月齢ごとにご紹介します。(※1)

新生児から4ヶ月頃の赤ちゃんの便秘の原因

母乳しか飲んでいない新生児でも便秘になるとは、意外に思う人が多いでしょう。新生児期の便秘の原因はどんなことなのでしょうか。

赤ちゃんの便秘の原因【腸の発達によるもの】

毎日おっぱいを飲んだらすぐうんちをしていた赤ちゃんが、急にうんちの回数が減って「便秘になった?」と感じることがあります。これは腸の発達にともなって起こる「生理的便秘」と呼ばれるもので、過度の心配はいらないものです。

新生児期の赤ちゃんは腸が未熟なのでうんちをためておくことができませんが、腸が発達していくと便をためられるようになります。また消化吸収もできるようになりうんちの量が減っていきます。その結果うんちの回数が減るのですが、それがママには便秘になったように感じられるのです。

赤ちゃんの便秘の原因【母乳の質や量の不足】

母乳不足による水分不足は新生児期の便秘の原因になります。母乳の分泌量は個人差があり、生まれてすぐの時期は母乳の分泌量が十分でないママも少なくありません。そうなると赤ちゃんが水分不足になり便秘になってしまうのです。体重が増加しているかどうかは母乳が足りているかどうかの判断の目安になりますので、便秘が気になる場合は確認してみましょう。

また、ママが脂肪分が多いものばかり食べていると母乳がドロドロになり、赤ちゃんが量を飲みづらい母乳になってしまいます。その結果、授乳量が減って水分不足になり便秘を起こすことがあります。

赤ちゃんの便秘の原因【ミルクに原因がある場合】

赤ちゃんや新生児の腸は未熟なため、消化の良い母乳に比べると、ミルクの消化には時間がかかります。またミルクには母乳に比べてカルシウムが多いため、便秘になりやすい傾向もあります。ミルクだけで育てている場合はミルクを飲む量が多いため、母乳と併用している赤ちゃんよりもより便秘になりやすいと言えるでしょう。

(新生児の授乳については、以下の記事も参考にしてみてください)

新生児のミルクを飲む量は?飲みすぎた時にどう対処すればいい?
赤ちゃん・新生児がミルクや母乳を吐いてしまう!原因と対処法は?

新生児期の便秘の解消法

新生児のような産まれたばかりの赤ちゃんに便秘が疑われるときは、どのように対処したらいいのでしょうか。新生児期でもできる便秘解消法をご紹介します。

新生児期の便秘の解消法【体操やマッサージをする】