体外受精(IVF)とは?手術の流れやスケジュール!費用や確率は?
【医師監修】高度不妊治療として行われている体外受精には「体外受精って費用がかかりそう」「妊娠の確率はどのくらい?」「治療の流れやスケジュールは?」などの疑問が多く、不安もありますよね。今回は体外受精にかかる費用や、治療の流れとスケジュール、妊娠の確率についてご説明します。
🗒採卵周期メモ⑤
— とりあえずごはん 🥚8月移植 🐣 (@co_coharu) June 19, 2017
・刺激期間:10日(D3ーD12)
・費用:90,191円
*採卵前までの諸経費(血液検査料、エコー検査料含む)#体外受精 #採卵 #アンタゴニスト法
自力で卵胞を育てる「完全自然法」以外はどの治療でも排卵誘発剤を用います。注射で誘発する場合は注射によって高額になり、3万円~10万円かかります。また排卵を抑制する点鼻薬も自費となり、1本5千円~8千円かかるでしょう。
体外受精(IVF)でかかる費用は?【採卵手術にかかる費用】
採卵時には「手術処置代・麻酔などの材料代」「日帰り入院代」などさまざまな費用がかかり、まとめて「採卵費用」として請求される事が多いです。病院によって設定金額は大きく異なり、5万円~20万円程といえます。
体外受精(IVF)でかかる費用は?【胚培養にかかる費用】
胚培養でかかる費用は精子の処理費用などもありますが、ほとんどは胚培養の技術料となります。採卵費用に含まれている病院もありますが、胚培養のみのおおよその費用は5万円~10万円です。翌周期以降に移植する場合には凍結費用として別途5万円~10万円発生するでしょう。
体外受精(IVF)でかかる費用は?【移植手術にかかる費用】
移植方法は日を空けて2個の胚を移植する「二段階移植」や、培養時に使用した培養液を移植前に子宮内に注入し着床向上を狙う「SEET法」などがあります。どの移植法を行うかによってかかる費用は変動しますが、基本的には10万円程です。
体外受精(IVF)でかかる費用は?【ホルモン補充にかかる費用】
より着床しやすく、より妊娠が継続できるように体外受精ではホルモン補充が必須となります。内服薬であれば保険適用となる事が多く、そこまで高額になる事はありません。
しかしテープ剤の場合は1枚300円のものを1日置きに6枚使用したり、膣錠の場合は1錠500円のものを1日3回使用したりとかなり費用がかさみます。妊娠判定までの約2週間でかかる費用は約2万円~5万円です。
体外受精(IVF)でかかる費用は?【妊娠判定にかかる費用】
妊娠判定は尿検査か血液検査で行われ、その検査費用は保険適用となります。エコーで子宮内に胎嚢を見る事ができた場合は妊娠成立となり、妊娠時のエコー代は保険適用されない為に自費で請求される事が多いです。またホルモン補充をしていた場合は胎盤ができ始める妊娠12週頃まで継続となるので、追加で薬代が発生します。
(不妊治療の費用については以下の記事も参考にしてみてください)
Recommended
おすすめ記事
高温期21日目に体温が下がると妊娠の可能性は低い?薄い線は陽性?体験談多数!
生理中・生理前におすすめの食べ物&飲み物15選!生理痛の緩和・改善効果抜群!
男の子を産み分ける方法は?妊娠の成功確率をあげる方法や食べ物などを紹介!
女の子を産み分ける方法は?妊娠の成功確率をあげる方法や食べ物などを紹介!
妊娠に相性があるって本当?妊活をして直ぐ妊娠する方法や相性診断も!
生理前の子宮口は硬い?位置が下がる原因は?状態の変化で妊娠や排卵日が予測できる!
妊活中のお酒はいつまでOK?飲酒の影響やリスクを男性・女性別に解説
双子を妊娠する確率は?作り方、産み分け方法はある?双子とわかる時期は?
排卵日がずれる原因は?早まる・遅れる場合の対策や予測してタイミングを図る方法も!
妊娠妊活中のカフェインはNG?許容量は?コーヒー・お茶などの影響を解説!