妊娠初期の食べ物！食べたくなるものは？避けるべき食品は？

妊娠初期の体調不良はつわりに起因するものが殆どですが、つわりは人それぞれに症状が違います。食欲が無くなったり逆に食べていないと気持ち悪くなったりする場合もあります。このつわりを少しでも軽くするにはどうしたらいいのでしょうか。

つわりには食べ物のにおいをかいだり口にしただけで気持ちが悪くなり吐いてしまう吐きつわりや、少しでも空腹を感じるとムカムカと吐き気がするため常に食べていないといけない食べつわりなどがあります。またつわりが原因で食べたくなるものが普段と全く変わってしまうこともあります。他にも眠気がひどい、唾液の量が異常に増える、温かい食べ物のにおいが我慢できないなど一口につわりと言ってもその症状は様々です。

このつわりはどうして起こるのでしょうか。その原因にはさまざまなことが考えられます。ホルモンの急激な分泌、体の拒絶反応、自律神経の乱れ、体の自己防衛反応などがよく言われている原因です。ですがこれが原因だというはっきりとしたものはありません。様々なことが合わさり、つわりとなってあらわれているのかもしれません。

つわりなどで体がつらい時期は、食べられるものを食べてゆったり過ごすのが良いでしょう。つわりが起こっている時に栄養のことを細かく考えるのは酷なことです。さらに無理をして食べても栄養になるどころか逆にストレスとなってしまいます。食べることがつらいと感じる時は無理に食べる必要はないのです。特に吐き気をもよおす時や食欲がない時は、脱水症状を抑えるための水分補給さえしていれば問題はありません。

つわりを軽くしてくれる栄養の一つにビタミンB6があります。これが豊富に含まれているのがバナナです。バナナには食物繊維や葉酸も豊富に含まれているので、栄養を取りにくい妊娠初期の心強い味方になるでしょう。

つわりによる胃のムカムカを抑えるのに効果的なのがクエン酸です。トマトにはこのクエン酸が豊富に含まれています。

また口の中をさっぱりさせたい時にはレモンのはちみつ漬けを食べたり、レモン水でうがいをしたりすると良いです。空腹感を作らないこともつわりを軽くする方法の一つです。食べられる時にすぐにつまめるような物をいつでもそばに置いておきましょう。

(妊娠初期の食生活については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠初期には少しでも身体に良い栄養を摂るために、食べる物を選ぶことはとても重要なことです。けれどそれと同様に食事の仕方に気を付けることも大事です。食事の仕方に気を付けることで体にかかる負担を減らすことができます。またお腹の中にいる赤ちゃんへの悪影響を避けることもできるのです。

妊娠初期はつわりによって食欲が落ちやすくなる時期ですが、そんな時には一日の食事を5～6回に分けて少量ずつ食べてみましょう。いっぺんに沢山の量を食べると胃が荒れて胃酸過多になり、つわりがひどくなってしまいます。またつわりの嘔吐を抑えるには空腹感をなくすことが効果的なので、食事と食事の間の時間を減らしてみましょう。そうすることで一度に食べる量も抑えられるはずです。

注意して欲しいのは完全に空腹になる前に食事を摂ることです。少量ずつ食べると胃に負担もかからず消化も良くなるので、ぜひ量は少なめに回数は多めにという方法で食事を摂りましょう。