観葉植物の天敵『虫』！コバエなど虫別の対策法！予防＆再発防止法も

数が少ないうちに捕殺して、排泄物は濡らした柔らかい布でふき取ってスス病の予防をしましょう。洗えるのであれば虫が付いた部分を水につけて洗うと取れます。また、ノズル付きのホースの水圧で吹き飛ばすのも効果的です。観葉植物の不要な枝や葉などを剪定するなどして管理し、風通しのいい場所に置いてやると良いでしょう。

観葉植物に白い羽のついた小さな虫がいたら、それはコナジラミかもしれません。コナジラミの対策法をご紹介します。

白い羽のある小さな虫で、植物の汁を葉裏から汁を吸い、葉を白っぽくさせます。触ると舞い上がります。繁殖力が強く条件が合えば大量に増えます。排泄物はスス病の原因にもなるので早めの対策が必要です。

薬は成虫に効きますが、卵やさなぎには効かないので残っていた場合は再び散布する必要があります。コナジラミには他の虫で紹介済みの、キンチョールを直接散布したり、オルトランDX粒剤を散布しておけば予防にもなります。しかし、薬を散布すると逃げてしまうのでキンチョールのような幅広く散布できるスプレータイプが良いかもしれません。

薬を撒くと逃げてしまうので、おびき寄せて退治する方法もあります。黄色によってくる性質があるので、黄色の粘着テープを使ってハエ取りリボンのように使い捕殺する方法もあります。

コナジラミはまぶしいのが苦手なので、アブラムシ対策でご紹介したアルミ箔を観葉植物の鉢において反射させて予防する方法も効果的です。また、霧吹きなどで葉水をして、乾燥させないようにすることも予防になります。