高温期6日目に妊娠症状や陽性反応が出ることも?体験談もあり!

【医師監修】高温期6日目は排卵からまだ1週間も経っていない時期ですが、この時期に妊娠症状を感じたり、妊娠検査薬で陽性反応が出る事はあるのでしょうか?こちらでは体験談をもとに、高温期6日目の妊娠症状の特徴や妊娠検査薬の結果などをご紹介します。

Commentator
|
専門家監修
島袋史
ゆいクリニック(沖縄市)院長。琉球大学医学部卒業。「生まれてからもずっと結ばれていたい」という母と子の想いに応えることが出来るような、祝福に満ちた場を創りたいという想いの下、・・・
> プロフィール詳細
Contents
目次
  1. 高温期6日目の体内はどうなっている?
  2. 高温期6日目に症状は現れる?
  3. 高温期6日目で症状を感じた人の体験談
  4. 高温期6日目で体温が下がることも
  5. 高温期6日目でフライング検査をした人の体験談
  6. 高温期6日目はまだ着床していない事の方が多い

高温期6日目の体内はどうなっている?

高温期6日目の受精卵は体内のどこにいて、どのような状態になっているのでしょうか?妊娠を目指して妊活に励んでいる人でも、体内で起こる変化はについては知らない人が意外と多いのです。まずは高温期6日目で体内で起きている状態について紹介します。

(高温期や妊娠しやすいタイミングについては以下の記事も参考にしてみてください)

高温期とは?体温は何度くらい?基礎体温の測り方と妊娠しやすいタイミング!

高温期6日目の受精卵はどこにいる?

受精卵の分割が順調に進んでいれば、高温期6日目の受精卵の状態は「胚盤胞(はいばんほう)」と呼ばれる状態に成長しています。この時期の受精卵は外側の殻を破り、ちょうど子宮内膜に着床し始める頃かその一歩手前の段階にあたります。

先輩ママ(妊活経験有)

20代後半

6日目あたりはまだふわふわ浮いてる状態なので、走ったりしても着床には全く影響はないとクリニックの先生に言われました。

子宮内膜に着床し始める受精卵もいれば、ベストのタイミングで着床できるように子宮内でふわふわ浮かびながら待っている状態の受精卵もいます。

着床の時期には個人差がある

排卵から着床までの目安は約6~10日とされています。なぜこのように着床までの日数にバラつきがあるのでしょうか。着床の時期は、排卵後に卵管を通り抜けるときや受精卵が殻を破るまでに時間がかかる場合があるからです。受精卵は排卵から着床まで長い道のりを進んでいきます。その分、個々のスピードも違い、着床までには個人差があるのです。

(受精から着床までの期間については以下の記事も参考にしてみてください)

受精から着床までの期間について!受精日はいつ?自覚症状はある?

高温期6日目に症状は現れる?

高温期6日目は、早い人だと着床をし始める時期です。「こんなに早い時期に妊娠症状と思われる症状は現れるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。妊娠症状を感じて、妊娠をいち早く知ることが出来れば嬉しいですよね。では、高温期6日目でも感じられる症状にはどのようなものがあるのでしょうか?

高温期6日目で感じられる症状とは

まず大前提として、高温期6日目は生理予定日よりも前の時期にあたります。この時期に感じる症状は「妊娠超初期症状」と言われています。この妊娠超初期症状の中でも特に多くの人に見られる症状は、子宮のチクチクするような痛み、乳房や乳首の痛み、微熱、倦怠感、頻尿です。

妊娠超初期の時期では、普段の高温期の体温よりも高くなる人が多くなります。熱からくる体の怠さで「風邪を引いたかな?」などと風邪と勘違いしがちです。また、妊娠超初期症状は生理前症状ととても似ています。そのため、普段から生理前症状を感じている人は、妊娠超初期症状との判別がつきづらい場合もあります。

島袋史

産婦人科医

黄体ホルモンがたくさん出てくるので、胸がはったり痛みが起こることが、この時期にはあります。また下腹部が痛かったり重いような月経前のような症状がでてきたりもしますが、その後に妊娠が判明することもあります。

(妊娠超初期症状については以下の記事も参考にしてみてください)