赤ちゃん・新生児の枕はタオルの方が良い?いつから必要になるの?

【医師監修】1日のほとんどを布団の上で過ごす赤ちゃん。新生児にはどんな枕が最適でしょう?そもそも枕の役割って何?タオルで代用はできないの?などなど。新米ママが気になることの一つ、新生児期の赤ちゃんの枕について調べてみましょう。

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専門家監修
新井昇子
3歳男児と7歳女児の子育て中の小児科医です。現在は、魔法の子育てセミナー、個人セッションも行なっております。子育ての経験と心理学・医学的知識、・・・
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Contents
目次
  1. 新生児期とは?この時期の枕は?
  2. そもそも枕の役割とは?
  3. 赤ちゃんや新生児に枕は必要なの?
  4. 赤ちゃんや新生児に枕を使うメリット
  5. 赤ちゃんや新生児に枕を使うデメリット
  6. タオルを使った「タオル枕」の作り方
  7. 赤ちゃんや新生児の枕はいつから必要?
  8. 赤ちゃんには枕はいらないのです

タオルを使った「タオル枕」の作り方

やっぱり枕を使用したい、というママのために「タオル枕」をおすすめします。タオルを使った「タオル枕」なら吐き戻しや汗などで汚れてもすぐに交換できて衛生的ですし、自分たちで素材選びからデザイン、高さも自由に調節できます。

枕の場合、月齢によって高さも用途もさまざまなのでその都度買い直すことになりますが、「タオル枕」は作り方も簡単ですし、使い勝手や衛生面、あるいは経済面からみても納得のいくものになるでしょう。

タオル枕の作り方【使用する素材】

赤ちゃんの肌に密着して使用するものなので、肌に優しい天然素材や綿100%、あるいはオーガニックコットンや吸収性の良いパイル素材できた薄手のタオルを選ぶと良いでしょう。使用頻度や交換頻度が多いので、洗濯が効く大丈夫な素材が最適です。

見た目や感触に負けてふわふわな素材のタオルを選びがちですが、高さが安定しないふわふわな素材だと寝かせたときに頭が沈んだり、横を向いたときに顔が埋まったりして窒息事故を招きかねません。

タオル枕の作り方【タオルの大きさ】

大きめのフェイスタオルかバスタオルがおすすめです。赤ちゃんや新生児の動きに対応したり、吐き戻しなどをカバーするためには適度の大きさが必要になります。また、汗をしっかり吸い取ってくれるスペースがあった方が、赤ちゃんや新生児にとっても居心地がいいでしょう。

タオル枕の作り方【作り方は簡単】

出典:https://www.pinterest.jp/pin/663858801319235731/

では「タオル枕」の作り方を紹介をしましょう。作り方はとても簡単です。ミシンも糸も針もいりません。ただ、フェイスタオルやバスタオルを2~3回折るだけで完成します。たったこれだけで寝心地の良い枕ができあがります。しかも、布が重なっていない分洗濯をしても速乾ですから、忙しいママも大助かりでしょう。

タオル枕の作り方【高さについて】

赤ちゃん・新生児の枕に高さはいりません。タオルを2~3回折りたたんだ程度の高さがあれば充分です。あまり高くすると気道が塞がってしまって窒息事故の恐れもでてきてしまいます。赤ちゃんや新生児が安眠できるように作り方を工夫してあげましょう。

タオル枕の作り方【使用時の注意点】

ただ仰向けで寝ているだけの新生児期はまだ安全です。しかし、寝返りを打つようになったり、手を動かすようになったら注意が必要です。顔がタオルに埋まってしまた状態を気づかなかった、などということがないように、寝ているからといって長時間目を離すのは避けましょう。

また、赤ちゃんの顔周りにガーゼタオルやスタイ、ガラガラなども置かないようにしましょう。赤ちゃんは思いがけない動きをするので、これらが窒息の原因になることもあります。

赤ちゃんや新生児の枕はいつから必要?

赤ちゃんの骨格から考えると、枕は本来、新生児期から首の座る3ヵ月頃まではいらないとされています。しかし「どうしても」というママには、タオルで枕を作って使用することをおすすめします。そして、使用するなら4か月以降に自分で作ったタオル枕がいいでしょう。絶対に必要ということはありません。眠るために、というよりも衛生面重視でいいでしょう。

赤ちゃんには枕はいらないのです