新生児・赤ちゃんのしゃっくり、止め方と原因は?多い時の対処とは?

新生児や赤ちゃんはよくしゃっくりをしますが、あまりにも多いときや長時間続いているときは「大丈夫かな?」と心配になってしまいますよね。今回は新生児や赤ちゃんがしゃっくりをする原因や止める方法、止めるときに注意したい点などをご紹介します。

Contents
目次
  1. しゃっくりってどうして出るの?
  2. 新生児や赤ちゃんにしゃっくりが多い原因は?
  3. 新生児や赤ちゃんはしゃっくりをしていると苦しいの?
  4. 新生児や赤ちゃんのしゃっくりが多い時の対処法は?
  5. 新生児や赤ちゃんのしゃっくりを止める6つの方法
  6. 新生児や赤ちゃんのしゃっくりを止めるときに注意すること
  7. 新生児や赤ちゃんのしゃっくりが止まらないのは病気が原因?
  8. 新生児や赤ちゃんの長引くしゃっくりは病院に行くべき?
  9. 新生児や赤ちゃんのしゃっくりは自然なこと

しゃっくりってどうして出るの?

しゃっくりは横隔膜(おうかくまく)の痙攣(けいれん)が原因で起こる現象です。自分の意思とは関係なく起こり、一定間隔で繰り返され多くの場合数分~数十分で止まります。しゃっくりが起こるきっかけは「過剰な食事の摂取」「早食いや一気飲み」「アルコールの摂取」などですが、ストレスが原因でしゃっくりが起こることもあると言われています。

新生児や赤ちゃんのしゃっくりと大人のしゃっくりの違いは?

身体の機能が大人のように発達していない新生児や赤ちゃんは、横隔膜の機能も不完全です。そのため、ほんのすこしの刺激であっても新生児や赤ちゃんの身体にとっては大きな刺激になり、しゃっくりを引き起こしてしまいます。このことから、しゃっくりをする頻度が大人よりも多く感じるのです。(注2)

新生児や赤ちゃんにしゃっくりが多い原因は?

赤ちゃんはママのお腹にいるときからしゃっくりをしています。赤ちゃんがおなかにいるときに胎動と違ってヒクヒクと小さくけいれんするように動いたことはありませんか?それが赤ちゃんがおなかの中でしゃっくりをしている証拠です。胎児のしゃっくりははっきりとした原因は分かっていませんが、ママのおなかの外へ出たときに呼吸をする練習とも言われています。

生まれた瞬間から自発呼吸を始め、横隔膜を鍛えて成長していく途中段階の赤ちゃんはしゃっくりが出やすいものなのです。では、どのような刺激が新生児や赤ちゃんにとってしゃっくりを引き起こす原因となるのでしょうか?

新生児や赤ちゃんにしゃっくりが多い原因【母乳やミルクと一緒に空気を飲み込む】

新生児や赤ちゃんは1日に何度も母乳やミルク、麦茶などを飲みますよね。生まれたばかりの赤ちゃんはまだ飲み方が下手くそで、飲み物を飲むときに空気をいっしょに吸い込むことが多いです。このときに出るしゃっくりは空気を吸い込み胃が膨れることが原因です。

新生児や赤ちゃんにしゃっくりが多い原因【体温調節が未発達】

新生児や赤ちゃんは身体の体温調節を行う機能が未発達です。そのため、気温の影響を受けやすいのですぐに体温が上がったり下がったりしてしまいます。体温が下がることがきっかけでしゃっくりが出ることもあるため、身体の小さい赤ちゃんは体温や気温の変化によってしゃっくりが出てしまうことがあります。

新生児や赤ちゃんはしゃっくりをしていると苦しいの?

ほとんどの場合、新生児や赤ちゃんはしゃっくりをしているときは息苦しさを感じているわけではありません。大人から見ると「呼吸が苦しくないかな?」と心配になることもありますが、あまり神経質になり過ぎずに様子を見ることが大事です。

新生児や赤ちゃんのしゃっくりが多い時の対処法は?