【生後11ヶ月】赤ちゃんの特徴や発育目安は？育児のポイント・注意点も！

生後11ヶ月のこの時期は1歳がもう目の前です。身長体重も増加し、ハイハイでどこへでも移動し、つたい歩きを始める赤ちゃんも多いのではないでしょうか。生活リズムも整い、言葉を話し始めたり自我も芽生えてきたり「反抗期かな」と感じる時期でもあります。生後11ヶ月の赤ちゃんの発育の目安、育児のポイントや注意点を先輩ママの体験談とともに紹介します。

この頃までは身長の伸びが著しく、階段や椅子などの高いところにもよじのぼれるようになります。ほとんどの子はつかまり立ちができ、つたい歩きもするようになるでしょう。

早い子では手を離して一人で立つようにもなります。もっと早い子では歩き始める子もいます。個人差があるので、どの段階にいてもおかしくありません。焦らずに、赤ちゃんのタイミングとペースを見守りましょう。

出来ることが多くなる一方で、自我も強くなってきます。遊びを中断させたり、好きなおもちゃを取りあげたりすると、大声で泣き出したり、反抗期のような現象があります。自我が芽生え、要求がうまく伝えられなくて、つらいのです。「もっと遊んでいたかったんだね」と赤ちゃんの気持ちを認めてあげながら、さりげなく気分を切り替えてあげるとよいでしょう。

絵本を見せると、知っているもの、興味のあるものを指さして声を出したり、お気に入りのページだけを見たがったりします。そろそろ読み聞かせを始めてもいいですね。まだ内容はわからないので、読むというよりは「ワンワンだよ」「ブーブーだね」と、絵を見て言葉を教えるように話しかけてあげるといいでしょう。

この頃の赤ちゃんは、周囲の音にいっそう反応するようになります。楽しい音楽が流れると喜んで腕やお尻を振ったり、楽しそうに声をあげたりするでしょう。大人も一緒に踊ってあげると喜びますしコミュニケーションもとれるでしょう。一人で遊んでいる時間には、幼児向けの音楽や歌を流してあげてください。

ほとんどの子が意味のある言葉はまだ話せませんが、大人が言うことはある程度理解するようになります。例えば「ママ」「パパ」「おやつ」「ちょうだい」など、単語と行動の繋がりがなんとなくわかるようになります。意味のある単語が出るまでの大切な段階です。意識的してたくさんの言葉で赤ちゃんに話しかけてあげましょう。