赤ちゃんと自転車はいつからOK?おんぶ自転車は法律にも注意!?

距離のあるお出かけや荷物が重い日に赤ちゃんとお出かけするとき自転車に乗れたらとても便利ですよね。でも、いつから赤ちゃんと自転車に乗ることはできるのでしょうか。自転車に乗れる時期や乗せ方に法律での決まりはあるのでしょうか?色々な不安や疑問を解決しましょう。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんとのお出かけに自転車を使いたいけど決まりはある?
  2. 赤ちゃんと一緒に自転車にのれるのはいつから?
  3. 自転車に赤ちゃんを乗せる場合は体に負担はかかる?
  4. 赤ちゃんと乗る自転車の選び方
  5. 赤ちゃんを乗せるための自転車の装備を整えましょう
  6. 安全第一に赤ちゃんと自転車でのお出かけで行動範囲を広げてみましょう

安全に自転車に乗るために道路交通法という法律でルールが定めまれています。ここでは道路交通法についてご紹介します。

●16歳以上が運転をする
●幼児用座席を設けた自転車に乗せる
●幼児1人を子守バンド等で背負う(おんぶ)
●幼児2人同乗適合車に認定された自転車に乗せる
●ヘルメットをかぶらせる義務がある

この他に各都道府県条例によりさらに厳しく制限がされている場合があります。住んでいる地域の条例も確認し違反しないように注意しましょう。

自転車に赤ちゃんを乗せる場合は体に負担はかかる?

赤ちゃんを自転車に乗せる為には安全面も心配ですが、赤ちゃんの体への負担も心配ですよね。赤ちゃんを自転車に乗せる場合に考えられる体への負担はどんなものがあるでしょうか。

揺れによる脳や体への負担

一つは、自転車の走行中の振動による体の揺れです。まだ首を支える力が未発達な赤ちゃんは、体の揺れによる脳へのダメージを受けやすく「揺さぶられっこ症候群」という命にかかわる障害を引き起こすこともあります。

ヘルメットの重みによる首への負担

自転車のチャイルドシートに赤ちゃんを乗せて走行する場合、ヘルメットの着用が義務付けられています。しかし子供用ヘルメットとはいえ、ヘルメットの重みは首へ負担をかけます。また、子供用ヘルメットは1歳以上からを対象として作られているものがほとんどです。そのため、1歳を過ぎていても体の小さめの子や0歳児でのヘルメット着用は赤ちゃんの首への負担が心配です。

抱っこ紐の長時間使用による負担

ヘルメットがまだつけられない乳幼児やチャイルドシートに座るのが苦手な幼児と自転車に乗る場合、抱っこ紐を使っておんぶすることになります。また自転車で外出する場合、ベビーカーを持って行かないので自転車を降りてからもそのまま抱っこ紐を使用してしまうケースが多いです。しかし抱っこ紐も長い時間連続使用すると、血行障害や股関節脱臼などのダメージを受けることもあります。

赤ちゃんへの負担を考え途中で休憩して抱っこ紐から降ろしたり、無理なスケジュールを立てないよう配慮が必要です。

赤ちゃんと乗る自転車の選び方

赤ちゃんと乗る自転車には事故を防ぐためにも安全な物を選びたいですよね。どういう自転車が赤ちゃんとの走行に向いているのでしょうか。

子供を乗せる専用自転車を知っていますか?

出典:https://www.pinterest.jp/pin/374995106473217142/

最近では、子供を乗せることに適した子供乗せ自転車が販売されています。こちらは、最初から子供が乗る座席が設置されているため安定感があります。またハンドルロックやアシスト機能、両足スタンドなど子供を乗せるのに適した作りとなっているため、より安全に子供と自転車に乗ることができます。子供乗せ自転車には「前のせタイプ」と「後ろのせタイプ」があります。

前のせタイプは、上記でも述べたように身長100㎝未満で体重15Kg以下という決まりがあるので視界に入って安心というメリットがありますが、途中で買い替えが必要です。また、前のせタイプは、赤ちゃんが大きくなってきたときに体重でハンドルの操作が難しくなったり、赤ちゃんの身長が伸びて前が見えずらくなるという使用期間以外のデメリットもあります。

後ろのせタイプは視界に入らないデメリットはありますが、6歳まで乗せられるので長く使えるというメリットもあります。

自転車用チャイルドシートを付けましょう

今まで使っていた自転車で赤ちゃんを乗せて使用したいな…と思う方も多いですよね。もちろん、ママチャリなどの普通自転車でも自転車用チャイルドシートを取り付ければ子供を乗せて走行することは可能です。自転車用チャイルドシートにも前乗せ用と後ろ乗せ用があります。また、自転車の種類によって取り付け可能なチャイルドシートが異なりますので、自転車屋さんによく相談したうえでご購入されることをお勧めします。