陣痛から出産までの流れ・平均時間は?初産と経産婦とでは違う?体験談も
【医師監修】妊娠後期には「陣痛から出産まではどんな流れなの?」と不安になるものです。今回は「陣痛の始まり方」「陣痛から出産までの平均時間」「陣痛の持続時間」「初産と経産婦さんの流れの違い」などについてご説明していきます。出産を経験したママたちの体験談もぜひご覧くださいね。
陣痛の始まりから入院までの流れ
ここからは、陣痛の始まりから入院までの流れについてご説明していきます。陣痛の間隔が先ほどご説明した目安になった場合は、産院に連絡して入院をする流れになるでしょう。また、ここでは陣痛の始まりを知らせるサインにも触れています。こちらでご説明したサインがみられた場合は、入院時に必ず伝えてくださいね。
(入院準備については以下の記事も参考にしてみてください)
陣痛の始まりを知らせるサインは?
YOTSUBA読者
30代前半
出産予定日前日に、トイレに行くと少し出血してたから「これがおしるしかな?」って思ってて。予定日前日だしもうすぐだろうなってゆっくりしてたら、すぐ陣痛が始まったよ。
陣痛の始まりが近付いている際には、「おしるし」「破水」といったサインがみられることがあります(※1)。ただ、これについては個人差があり「おしるしや破水よりも先に陣痛が始まった」という方も少なくありません。
破水をした場合はすぐに入院を指示されることがほとんどですが、おしるしのみの場合は自宅で様子を見るよう指示されることもあるでしょう。「おしるしだけでまだ入院の必要はないと言われた」というときは、陣痛の間隔が入院の目安まで縮まったら再度産院に連絡をしてくださいね。
(おしるしについては以下の記事も参考にしてみてください)
入院後の流れは?
入院後はお産用のパジャマに着替え、出産前まで陣痛室で過ごします。出産のスタイルによっては、出産まで産院の個室で過ごすこともあるでしょう。この時点では、陣痛もまだ弱い痛みである方がほとんどです。痛みが強くなるまでに軽食や水分を摂るなどして、ゆっくりと過ごしましょう。
(おしるしについては以下の記事も参考にしてみてください)
陣痛から出産までの流れ
では、いよいよここから「陣痛から出産までの流れ」についてご説明していきます。陣痛から出産までの基本的な流れは、大きく分けて4段階です。ただ、その進み方には個人差がありますので、雑誌やSNSなどに投稿された出産体験談も参考にしながらイメージをしておくと良いでしょう。
(出産の体験談については以下の記事も参考にしてみてください)
1. 陣痛から出産までの流れ【前駆期】
前駆期は、前駆陣痛などの陣痛の前触れがみられる期間のことを指します。前駆陣痛は「痛みの間隔が不規則」「痛みがだんだんと弱まる」といった点が特徴です。「前駆陣痛だったからまだ大丈夫」だと気を抜いてしまいがちですが、本陣痛の始まりが近付いていることをしっかりと意識しておきましょう。
2. 陣痛から出産までの流れ【分娩第一期】
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