妊娠超初期の胃痛について!原因と対策!妊娠の兆候?体験談も!
【医師監修】妊娠超初期のつらい胃痛。経験する人が少なくないのに、なかなか知られていないつわり症状の一つです。妊娠の兆候として表れることもある、胃痛の原因と、痛みを少しでも和らげ、妊娠超初期のデリケートな時期を乗り切る方法をご紹介します。
妊娠超初期の胃痛の対処法
妊娠超初期に起こりやすいつらい胃痛。少しでも和らげて妊娠ライフを健やかに過ごしたいですよね。ここではすぐに始められる妊娠超初期の胃痛への対処法をいくつかご紹介していきます。(※2)
体を冷やさない
体を冷やさないことは妊娠超初期だけではなく、妊娠中どの時期でもいえることでしょう。特に胃痛がする人はおなかを冷やさないように、白湯を飲む、腹巻をする、湯船につかるなど意識して対策をする必要があります。夏であれば冷たい飲み物がつい欲しくなってしまいますが、氷の入った飲み物やアイスクリームなどは避けたほうがいいでしょう。
食事の回数を増やす
食事の回数を増やすということは、空腹でいる時間をできるだけつくらない、ということです。空腹時に一気に食事をとってしまうと、ただでさえ弱っている胃腸にさらに負担をかかてしまうことになります。少なめの量の食事をこまめにとることをおすすめします。
食事のバランスを考える
妊娠超初期に胃痛に悩まされる人の多くが、食事のバランスが偏りがちなようです。胃を保護してくれる成分であるペクチン、ビタミンU、たんぱく質などが多く入っている食材を意識して選びましょう。
便秘、下痢気味であれば食物繊維が豊富に含まれている食材を摂取すると良いです。食べつわりの場合は、サプリメントで不足している成分を補給するなど工夫しましょう。
増田陽子
内科医/救急医
空腹時に胃酸が出すぎてしまうと、胃壁を痛めてしまいます。そのため、少量の食べ物を定期的に食べ、胃酸を中和する様にすると胃壁が傷つかなくなります。
食事はよく噛んでゆっくりとる
妊娠前に早食いしてしまう癖がついてしまっている人は要注意です。胃の働きが低下しているときに早食いをしてしまうと消化に時間がかかり、胃に大きな負担がかかってしまいます。食事の際は一口一口よく噛むように意識すると、ゆっくり時間をかけて食事をとる習慣が身についていきます。
食事後はすぐに横にならない
食後すぐに横になってしまうと、消化不良を起こしやすくなってしまいます。妊娠中は疲れやすくすぐに横になりたくなってしまいますが、最低でも食後1時間は椅子やソファーに座って休むなどして胃の働きを妨げないように工夫しましょう。
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