生理不順とは?症状・原因をタイプ別に解説!対処法や体験談も
【医師監修】月経が短かったり、不規則だったり。生理不順に悩む女性は少なくないでしょう。あらためて生理不順とはどういう状態なのでしょうか、症状や原因をケース別に、また病気の場合について先輩ママの体験談やドクターの解説を交えて説明します。参考にしてください。
生理不順とはどういう状態?
生理不順とは、月経周期が短い、あるいは長い、また月経周期が定まっていない、出血が1週間過ぎても続いているなどの状態をいいます。(※1)。正常な月経周期は25日~38日といわれているので、これよりも周期が短いか長いときは生理不順といえるでしょう。
生理不順を症状別に解説
生理不順には様々な症状がありますが、その症状について解説します。
生理不順を症状別に解説【頻発月経】
月経周期が24日以下である場合を「頻発(ひんぱつ)月経」といいます。短いサイクルで生理が起こるので月に2度生理がある人もいるでしょう。頻発月経が起こる原因は、女性ホルモンの分泌が乱れていたり、卵巣の働きが低下していることが考えられます。
他の原因として、女性ホルモンの1つである黄体ホルモンの分泌が十分ではないために、排卵日から生理が始まるまでの間が短くなる場合が考えられます。思春期や更年期に多くみられる症状です。(※2)
女性
(30代)
冷え性が原因で頻発月経だった!月経周期は20日前後で、月に2回くることも…。
漢方がいいって聞いたから、それを飲みつつ生活習慣改善したら冷え性が改善!月経周期も30日くらいになったよ。
生活習慣の改善は生理不順の改善に繋がりますね。
カズヤ先生
産婦人科医
黄体機能不全の場合は、不妊の原因の一つにもなりえます。 受精卵が着床する時期に、しっかりとした子宮内膜が維持できず着床障害を起こしてしまうことで不妊の原因となります。 産婦人科専門医のもとで、診断、治療することが必要になります。
生理不順を症状別に解説【稀発月経】
月経周期が長くて39日以上あく場合を「稀発(きはつ)月経」と言います。段々と月経周期が長くなる場合や、月経周期が長くなったり元に戻ったりを繰り返すなど、人によって症状は様々です。
稀発月経が起こる原因は、卵巣の働きが十分ではないことが原因で、女性ホルモン分泌が順調ではないことが考えられます。稀発月経の場合、無排卵周期になっている場合もあるので、妊娠を望む場合は病院で排卵されているかを調べてもらいましょう(※2)。
女性(妊活中)
(20代前半)
生理が2カ月に1度でした。病院で「月経周期が長いのはストレスが原因だ」と言われました。周期を正しくするため、生活習慣の改善やストレス溜めないように心がけたよ!
誰でもストレスはありますよね。上手に解消する方法を見つけましょう。
これは月経周期が長い人の基礎体温グラフで、月経周期が44日になっています。月経周期が長い人は高温期が長いようですね。
(月経周期については以下の記事も参考にしてください)
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