妊婦の足がつる・つりやすい原因は？妊娠中のこむら返りの予防・解消法

食生活の見直しも必要です。

妊娠中は特につわりがあるため、バランスの良い食生活が難しいですよね。妊娠中は避けたい食材などもあるので、食生活に悩んでいる妊婦さんも多いのではないでしょうか。

ミネラル不足はこむら返りの原因になりやすいので、妊娠中は意識的に摂るようにしましょう。カルシウムやマグネシウムを摂取するには、骨ごと食べられる小魚がおすすめです。妊娠中は3食の食事だけではなく、間食にも注意するようにしましょう。

(妊娠後期の食事については以下の記事も参考にしてください)

足を温めましょう。手先足先が冷えていると、血行も悪くなってしまいます。冬はもちろんのこと、夏場もエアコンの影響で足が冷えている妊婦さんは多いです。妊娠中は夏でも靴下やレッグウォーマーを必ず着用するなど、足を冷やさないようにしましょう。

また、普段の入浴もきちんと湯船につかるなどして体を温めてください。妊娠中の入浴は体力的にもきつい場合がありますが、体調をみながらなるべく湯船でリラックスしましょう。湯船の中で足をマッサージするとさらに血行が促進されますよ。

骨盤ケアをしましょう。骨盤がゆがみやすい場合は、骨盤ベルトなどでゆがみをケアしてあげるといいでしょう。トコちゃんベルトは妊婦さんに特に人気の骨盤ベルトですね。骨盤ベルトは子宮が赤ちゃんの重みで下がりすぎないようにしてくれるので、下半身の血流低下を防ぐ効果もあります。

骨盤のケアは妊娠中だけではなく産後も必要です。妊娠中に出るホルモンの影響でゆがんでしまった骨盤は、そのまま放っておくとゆがんだまま戻らなくなってしまいます。産後2カ月～6カ月頃が一番戻しやすいとされているので、産後も継続して骨盤のケアをしていきましょう。

実際にこむら返りになってしまったとき、どうすればいいのかご存知ですか？対処法を知らないまま1日に何度もなるとつらいため、少しでも早く解消するための方法をご紹介します。

ふくらはぎに痛みが走ったら、まずは力を抜いて安静にしましょう。外出時などであれば、座って休憩することが大事です。変に力を入れてしまうと、逆に痛みが増したり症状が悪化したりする可能性もあります。

痛みがある時に力を抜くのは意外に難しいかもしれません。しかし、これが一番の対処法です。軽いこむら返りなら何もしなくても痛みは治まります。