前駆陣痛とは?痛みは?間隔はどう測る?本陣痛の違いは?体験談あり
【医師監修】前駆陣痛は本陣痛と痛みや間隔にどのような違いがあるのでしょうか。前駆陣痛がある時点では、まだ出産まで至りませんが、痛みの強さ、間隔などに注意しておく必要があります。前駆陣痛、本陣痛を経験した先輩ママの体験談とともにご紹介します。
陣痛の痛みが弱く、痛みの持続時間が短い陣痛を「微弱陣痛」といいます。本陣痛にも関わらず、なかなかお産に至らない陣痛異常のひとつです。痛みの程度が前駆陣痛と似ている部分があるため、前駆陣痛と間違えてしまう妊婦さんも多いですね。
痛みは弱くても「痛みの間隔が時間を追うごとに短くなっていく」「間隔が一定してきている」と感じたら、微弱陣痛かもしれません。微弱陣痛はお産が長引いてしまうリスクがありますから、微弱陣痛かもしれないと感じたら、医師に相談するようにしましょう。
前駆陣痛の間隔はどう計る?

前駆陣痛か本陣痛かを判断する一番の目安となるのが、痛みの持続時間や間隔です。これらをしっかりと計測して記録しておくことで「出産へ至る本陣痛なのか」「まだ出産への準備段階の前駆陣痛なのか」の判断がしやすくなります。実際にどのように計測するのか、見ていきましょう。
前駆陣痛の間隔の計り方
痛みの持続時間の計測の仕方ですが、痛みが始まった時間と治まった時間を記録し、それを引き算すると痛みの持続時間になります。次の痛みが始まった時間と治まった時間をその下に記録していけば、痛みと痛みの間隔も記録することができますね。
臨月に入ると、毎日同じ時間に前駆陣痛がある人も多いようです。本陣痛が来たときに比較できるので、前駆陣痛があった時には痛みの間隔、持続時間を記録するようにしましょう。痛みの間隔を記録できる携帯のアプリもたくさんありますので、事前にダウンロードしておくことをオススメします。
リエ先生
産婦人科医
前駆陣痛か本陣痛かとそわそわする人は多いです。一番の違いは痛みが遠のくか遠のかないかです。前駆陣痛は長い人では数時間続くこともありますが、痛みは強くならずに、最後は次第に遠のくのが特徴です。
前駆陣痛の痛みの持続時間と間隔を計る
前駆陣痛の痛みの持続時間は人によって多少の差はありますが、1~2分程度です。強さも、だんだん強くなってくるわけではありません。強い痛みと弱い痛みを繰り返します。この繰り返しは約1時間から数時間で終わることが多く、姿勢を変えるなどすれば治まってくるでしょう。
前駆陣痛の痛みと痛みの間隔は「20分間隔で来たと思ったら、次は40分だった」というように、間隔が一定しません。間隔の長い・短いを繰り返しながら、時間がたつにつれて痛みは治まってきます。痛みを感じたら、間隔を記録しながら様子を見ましょう。
本陣痛とは?

本陣痛が起こるときは、出産に向けて子宮収縮を促すホルモンが分泌されます。子宮が収縮することで感じる規則的な痛みが本陣痛です。本陣痛が始まってから出産までの時間は人それぞれですが、第一子の出産の場合は約11~14時間かかるといわれています。第二子以降の出産の場合は短くなり、平均して約4~7時間くらいです(※1)。
(本陣痛については以下の記事も参考にしてみてください)
本陣痛と前駆陣痛の痛みの違いは?

臨月に入ると「いよいよ出産だ」という気持ちになりますよね。下腹部の痛みやお腹の張りを感じると焦ってしまう方もいるでしょう。本陣痛と前駆陣痛の痛みの症状は似ているので、なかなか見分けにくいかもしれません。ここでは、目安となる本陣痛と前駆陣痛の痛みの特徴や違いをご紹介します。
本陣痛の痛みの特徴
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