赤ちゃんがミルクを飲まない理由は?原因別に対処法を紹介!体験談も
【医師監修】赤ちゃんにとってミルクは大切な栄養源です。赤ちゃんがミルクを飲まないと心配になってしまいますよね。実は、赤ちゃんがミルクを飲まない原因は色々あるのです。ここでは、赤ちゃんがミルクを飲まない原因と対処法を、先輩ママの体験談とともにご紹介します。
赤ちゃんがミルクを飲まない理由は?
赤ちゃんがミルクを飲まないで泣くと、「病気なのか」と心配になるママも多いですよね。しかし、赤ちゃんには赤ちゃんなりのミルクを飲みたくない理由があるのです。月齢によってもその理由は変わってきますし、アレルギー反応の場合もありますから注意しましょう。
赤ちゃんがミルクを飲まないのは哺乳瓶が原因?
新生児からママの母乳でしか授乳していない赤ちゃんに、生後2ヶ月、3ヶ月頃から哺乳瓶を使って授乳しようとすると拒否されることが多いようです。赤ちゃんの哺乳瓶に対する反応と対処法を見ていきましょう。
赤ちゃんは舌触りに敏感
ママの乳首に慣れた赤ちゃんは、哺乳瓶の「乳首の感触」や「ミルクの出方」などが違うと敏感に反応してしまいます。ママの乳首と哺乳瓶の乳首の違いを感じ取っているのでしょう。そのため哺乳瓶の乳首をペッと吐き出したり、乳首をかじるだけで上手く吸ってくれなかったりとママを悩ませてしまいます。
哺乳瓶の乳首はママの乳首に似せて作ってありますが、やはり硬さや形などママの乳首の感触とは違いますよね。ミルクの出方も哺乳瓶によって違うので、飲み心地が変わってしまうのです。
月齢別対処法
新生児の時はミルクを吸う力が弱いので、ミルクが出やすい丸穴タイプの乳首を、生後2ヶ月~3ヶ月になると吸う力がついてくるためクロスカットやスリーカットなど、赤ちゃんの吸う力に応じてミルクが出る乳首を使用すると良いでしょう。生後4ヶ月~5ヶ月はミルクの飲み過ぎを防ぐためにも、クロスカットやスリーカットの乳首を使用しましょう。
生後4ヶ月~5ヶ月になるとストロー飲みができるようになる子もいるので、ストローを練習させるのも一つの手です。生後6ヶ月~7ヶ月は離乳食が始まる時期なので、スプーンやコップで飲ませてみるのもいいでしょう。ただし、これはあくまでも目安です。それぞれの赤ちゃんに応じた、飲みやすい哺乳瓶と乳首の種類を選択してあげてください。
赤ちゃんがミルクを飲まないのは温度が原因?
ママの母乳であれば温度を気にすることなくあげることができますが、ミルクはその温度も重要になってきます。熱すぎてもぬるすぎても赤ちゃんがミルクを飲まない原因になりかねません。
赤ちゃんは温度に敏感
ミルクの温度は、作る人によってもそうですが、外出時や夜の授乳など環境の違いでいつも一定というわけではありません。赤ちゃんはこのミルクの温度の変化に敏感に反応して飲まないことがあります。
対処法
ミルクは70度以上のお湯に溶かし40度くらいの温度で飲ませてあげるのが適当とされています(※1)。しかし、温度は作る人によっても変わってしまいますよね。ミルクの温度に敏感な赤ちゃん向けにミルクを一定の温度に保ってくれる商品が売られています。温度設定ができ、誰でも一定の温度で授乳できるので、一台あると便利でしょう。
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