【生後6ヶ月】赤ちゃんの特徴や発育目安、育児の注意点!体験談あり

【医師監修】生後6ヶ月の赤ちゃんは、発育が著しくなります。赤ちゃんの仕草や表情に癒され、幸せを実感するご家族も多いでしょう。ここでは、生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴と体重「発育の目安」「離乳食」「授乳のポイント」「育児の注意点」などを体験談も交えてご紹介します。

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専門家監修
マキ先生
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、・・・
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Contents
目次
  1. 生後6ヶ月の赤ちゃんはどんな特徴がある?
  2. 生後6ヶ月の身長や体重など発育の目安は?
  3. 生後6ヶ月を過ぎたら離乳食!授乳も平行して
  4. 生後6ヶ月の赤ちゃんは睡眠に変化?
  5. 生後6ヶ月の赤ちゃんの病気と健診
  6. 生後6ヶ月の赤ちゃんが喜ぶおすすめおもちゃ
  7. 生後6ヶ月になればおしゃれな洋服もOK!
  8. 生後6ヶ月の赤ちゃんと外出を楽しむには
  9. 生後6ヶ月の赤ちゃんの育児!注意点はココ
  10. 生後6ヶ月の赤ちゃんとの生活を楽しもう

生後6ヶ月の赤ちゃんはどんな特徴がある?

出産から6ヶ月が過ぎ、新生児の頃に比べてパパやママはだいぶ子育てに慣れて来たことでしょう。すくすくと成長した生後6ヶ月の赤ちゃんは、具体的にどのように発達するのかご紹介します。

生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴【寝返りやお座りをする】

赤ちゃんが自力で寝返りをする姿はなんとも愛らしく、見ているパパやママもつい応援したくなりますね。厚生労働省による乳幼児の調査結果によると、寝返りは生後7ヶ月未満の乳児のうち90%以上ができると記載されています。(※1)腹ばいになると見える世界が変わるため、赤ちゃんは自ら寝返りをして楽しむようになります。

一方で、お座りは生後9~10ヶ月未満で90%の子供が可能と書かれています。生後6ヶ月で「まだお座りをしない」とあせるママもいますが、発達には個人差があるので気長に待ちましょう。なお、短時間のお座りができると安心して目を離しがちになります。赤ちゃんが倒れる危険があるため、周りにクッションなどを置いて保護しましょう。

生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴【指の力と声の発達】

母子手帳には発達についてのチェック項目があります。6~7ヶ月の赤ちゃんは寝返りやお座りの他に「近くにあるおもちゃに手を伸ばしてつかむ」「パパやママに話しかけるような声を出す」などと記載されています。(※2)

生後6ヶ月になると、赤ちゃんは指の力が発達し、物をつかんだり左右の手で持ち替えたりします。声も出せるようになり「ンマンマ」「アウアウ」などの「喃語(なんご)」と呼ばれる言葉で気を引こうとします。赤ちゃんが何か話していたら、パパやママは笑顔で対応しましょう。また、成長が早い赤ちゃんは乳歯が生えてきます。

生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴【人見知りをする】

生後6ヶ月には心の成長も見られ、外出した際にパパやママ以外の人を嫌がる赤ちゃんもいます。近年の研究では、赤ちゃんに「近よりたいけど怖い」という葛藤があることがわかっています。(※3)家族としては焦る場面もありますが、成長の一環と心得てゆったり構えましょう。一方で、人見知りをせず他人が大好きな赤ちゃんもいますよ。

生後6ヶ月の身長や体重など発育の目安は?

次に、生後6ヶ月の赤ちゃんの成長率を身長と体重の具体的な数値でご紹介します。ただし、体重などは平均値であるため自分の子供があてはまらなくても心配しないでくださいね。

厚生労働省による発育曲線とは?

現在の母子手帳に記載されている発育曲線は、厚生労働省が平成22年(2010年)に4,774 人の乳幼児を対象に体重などを調査したデータを基にグラフ化したものです。調査結果によると、6~7ヶ月の赤ちゃんの身長と体重は下記の範囲になります。(※4)


●男の子...身長:63.6~72.1cm、体重:6,440~9,570g
●女の子...身長:61.7~70.4cm、体重:6,060~9,050g

数値はあくまでも参考