赤ちゃんの後追いの理由や対策は?後追いしないと危ない?体験談あり

【医師監修】多くの赤ちゃんは成長の過程で後追いを始めます。ママを追いかける様子はかわいいものですが、一日中追われ家事すらままならないと困りますよね。「赤ちゃんはなぜ後追いするのでしょうか?」「いつからいつまで続くのでしょうか?」後追いの仕組みや対策をご紹介します。

( 2ページ目 )
Commentator
|
専門家監修
マキ先生
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、・・・
> プロフィール詳細
Contents
目次
  1. 赤ちゃんの後追いとは?
  2. 赤ちゃんの後追いの理由3選
  3. 赤ちゃんの後追い…事故やトラブルになる事も?
  4. 赤ちゃんの後追い対策5選
  5. 赤ちゃんの後追いが始まるのはいつ頃?【体験談】
  6. 後追いをしない赤ちゃんは心配なの?
  7. 後追いは今だけ!楽しもう

赤ちゃんの後追いが激しくなるにつれてママも赤ちゃんもストレスを感じることが増えてしまいがちです。後追いの程度には赤ちゃんごとに個人差があるとは思いますが、この時期を少しでも笑顔で乗り切れるように、色々な種類の対策を紹介します。

1.赤ちゃんの後追い対策【赤ちゃんの遊び場】

ママが見えていれば安心する赤ちゃんであれば、遊ぶ場所からママが見えるようにすると、家事をしていても後追いせずに笑顔で遊んでいてくれるでしょう。ママからも遊んでいるかわいい様子が見えますし、危ない行動のチェックもできます。

さらに、長時間熱中できるおもちゃを与えるのも良いでしょう。後追いをする生後7ヶ月以降の赤ちゃんは、音が出るおもちゃや指先を使うおもちゃに熱中してくれます。

2.赤ちゃんの後追い対策【離れる前に声をかける】

後追いの時期は記憶力も発達します。赤ちゃんのそばを離れる前には「洗濯物を取ってくるね」「トイレに行ってくるね」と声をかけたり、保育園に預ける時は「後で迎えにくるよ」などと言うようにしましょう。月齢の低い頃は理解ができないかもしれませんが、続けているうちに声を掛けられた後は戻ってくることを覚え、早めに後追いが治まることもあります。

3.赤ちゃんの後追い対策【抱っこ紐やおんぶ紐を活用する】

赤ちゃんはママと密着すれば安心します。後追いする赤ちゃんならなおの事でしょう。抱っこ紐やおんぶ紐で赤ちゃんを持ちながら家事をするのは重くて少し大変ですが、赤ちゃんも笑顔でいてくれますし、両手が空くので作業もしやすくなります。ただしママの体には負担ですので、無理をしない範囲で活用しましょう。

マキ先生

小児科医

筆者は3人目が生まれたあとは、しばらくおんぶ紐のお世話になりました。抱っこ紐では前の手元が見えず、更に遠くなるので台所に立つのが苦痛になりました。おんぶ紐は赤ちゃんの目線も高くなり、ご機嫌になりましたよ。

(抱っこ紐については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児から使える抱っこ紐は?先輩ママ達おすすめ15選!口コミあり

4.赤ちゃんの後追い対策【ママも赤ちゃんも気分転換しよう】

前述の通り、後追いが激しくなる月齢は運動能力が発達して体力も向上する時期でもあります。屋外や支援センターなどで体を動かして遊べば赤ちゃんの満足感も得られますし、ママ以外の人との触れ合いが心の成長にもつながり、人見知りや場所見知りが少なくなることもあるでしょう。

また、ママの気分転換も大切です。「赤ちゃんが寝た後は趣味の時間にする」「パパなどに赤ちゃんの世話をお願いする」「保育園に預けて働く」など自分の時間を作れば、ママも笑顔を絶やさず赤ちゃんに接することができるでしょう。

(育児ストレスの解消法については以下の記事も参考にしてみて下さい)

育児ストレスの解消法を紹介!~症状や発散の仕方を考えてみる~

5.赤ちゃんの後追い対策【赤ちゃんとのスキンシップ】

手遊びや抱っこなど色々な種類のスキンシップでママと赤ちゃんの信頼関係が深まれば後追いが早く治まると言われています。家事は最低限できれば良いと割り切り、赤ちゃんとの時間を最優先にしましょう。この時期にしっかりと向き合えば赤ちゃんの心の安定を早く得ることに繋がります。

(赤ちゃんとの遊びについては以下の記事も参考にしてみてください)