赤ちゃんに水はあげていい?いつから?水道水は注意?おすすめも紹介

【医師監修】赤ちゃんは汗をかきやすく、水分補給はとても大切です。特に夏やお風呂あがりには水分をとってほしいものですが、赤ちゃんに水を飲ませてもいいのでしょうか?授乳期の赤ちゃんに、水をあげていい時期はいつからなのか、おすすめの水や体験談とともに紹介します。

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専門家監修
マキ先生
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、・・・
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Contents
目次
  1. 赤ちゃんの水分補給は母乳やミルクで
  2. いつから赤ちゃんに水をあげていい?
  3. 赤ちゃんに水道水をあげるときの注意
  4. 赤ちゃんにミネラルウォーターを飲ませてもいい?
  5. 赤ちゃんにおすすめの水を紹介
  6. 赤ちゃんにあげる水は時期や成分に注意をしよう

蛇口をひねれば好きなだけ飲める水道水は大変便利です。赤ちゃんの水分補給にも使いたいですが、胃腸が発達して水が飲めるようになる生後3ヶ月以降でも、水道水をあげるときには注意しましょう。

水道水の成分に注意

水道水には、消毒に使用された「カルキ」が含まれています。そのため、胃腸が発達して水を消化吸収できるようになった生後3ヶ月以降でも、水道水の消化は赤ちゃんに負担をかけるのです。うまく消化できず下痢になってしまう恐れがあるため、赤ちゃんが水道水を直接飲まないように気をつけましょう。

水道水をあげるなら白湯にしよう

水道水を赤ちゃんの飲み水にする場合は、必ず一度沸騰して「カルキを抜いた白湯」を用意しましょう。ただし白湯は長時間の保存には向かず、雑菌が増えてしまいます。時間が経った白湯を赤ちゃんが飲まないよう気をつけ、早めに使い切るようにしましょう。赤ちゃんが火傷しないよう、必ず人肌まで冷ますようにしてください。


外出先では「水道水」を使えると便利な場面があります。水道水はいつから赤ちゃんにあげられるのでしょうか。生後6ヶ月頃になると離乳食が始まり、母乳やミルク以外の食べ物を消化できるようになるので、水道水を飲ませることも可能です。しかし、1歳頃までは下痢がないよう様子を見ながら少量にとどめましょう。

赤ちゃんにミネラルウォーターを飲ませてもいい?

飲み水は水道水でなく、「ミネラルウォーター」を使っている家庭も増えてきました。国産の軟水や海外の硬水など多くの種類が販売され、味の好みだけでなく美容のために取り入れているというママも多いでしょう。赤ちゃんにミネラルウォーターをあげるときの注意点を紹介します。

純水とミネラルウォーターの違い

市販されている水を大きく分けると「純水とミネラルウォーター」があります。ミネラルウォーターはマグネシウムなどミネラルが含まれた水です。ミネラルの量で硬水と軟水に分けられ、ミネラルが豊富で胃腸に負担がかかる硬水は下痢の恐れがあるため、赤ちゃんは飲まないようにしましょう。

ろ過により不純物を取り除き、ミネラル分さえも含まないものが純水です。そのため赤ちゃんの発達段階の胃腸にも負担が少なく「そのまま赤ちゃんにあげられる」とうたっているミネラルウォーターの多くは純水になります。調乳に使ってもミルクの味に影響しないため大変便利ですね。

必要に応じて沸騰させてから使用