赤ちゃんに水はあげていい?いつから?水道水は注意?おすすめも紹介
【医師監修】赤ちゃんは汗をかきやすく、水分補給はとても大切です。特に夏やお風呂あがりには水分をとってほしいものですが、赤ちゃんに水を飲ませてもいいのでしょうか?授乳期の赤ちゃんに、水をあげていい時期はいつからなのか、おすすめの水や体験談とともに紹介します。
赤ちゃんの水分補給は母乳やミルクで
新生児から離乳食開始の時期まで、赤ちゃんは体の発達に必要な栄養を母乳やミルクから得ています。栄養だけでなく「水分補給も母乳やミルクの役割」です。そのため、しっかりと母乳やミルクを飲んでいる赤ちゃんにわざわざ水をあげる必要はありません(※1)。
赤ちゃんは夏場やお風呂あがりなど汗をたくさんかくときでも、「母乳やミルクでの水分補給で十分」です。ただし、赤ちゃんは風邪をひくと母乳を飲まないことがあります。量が足りていないと判断される時には、足りない水分を補う目的で水を飲ませるよう医師から指示されることもあるでしょう。
マキ先生
小児科医
赤ちゃんの脱水補正に最も適した飲み物は母乳とミルクです。下痢や風邪引きの場合も同様です。赤ちゃんが吸い付かないときには、搾乳をしたりスプーンであげたりしても構いません。また、白湯より経口補水液が推奨されます。
(新生児のミルクの量については以下の記事も参考にしてみてください)
いつから赤ちゃんに水をあげていい?
赤ちゃんは母乳やミルクから水分をとることができますが、「水をあげてもいい時期」はいつからなのでしょうか。下痢など赤ちゃんの体の調子や胃腸の発達にも関係するため、いつから水をあげるかは注意が必要です。
マキ先生
小児科医
災害などの緊急時は適切な水が手に入らないことも予想されます。記事にあるように、乳児早期から与えることを避けられる場合は避けるべきですが、他に与えられる水分がない時はこの限りではありません。臨機応変に対応するようにしましょう。
水が赤ちゃんの下痢の原因になることも
ミルクや母乳を新生児から口にできるのは、赤ちゃんの「未熟な胃腸」でも消化しやすいことが理由です。少しずつ発達する赤ちゃんの体に合わせた食べ物を与えないと、赤ちゃんはすぐに下痢をしてしまいます。水は発達に関係なく誰でも飲めるように思えますが、実は赤ちゃんの胃腸では消化吸収が難しく、下痢の原因となることがあるので気をつけましょう。
赤ちゃんに水をあげるのは生後3ヶ月以降
赤ちゃんの胃腸が「水を消化吸収できるまで発達」するのは生後3ヶ月頃です。それより小さな赤ちゃんの水分は、できるだけ母乳やミルクからにしましょう。生後3ヶ月以降でも水の飲み過ぎは注意が必要です。下痢の心配もありますが、水でお腹いっぱいになってしまうと母乳やミルクを飲まないことがありますので気をつけましょう。
(生後3ヶ月の授乳やミルクを飲まない原因については以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃんに水道水をあげるときの注意
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