赤ちゃんのストロー練習はいつから?練習方法や注意点は?体験談あり

【医師監修】赤ちゃんにストローの練習をさせる時期や練習方法を紹介。赤ちゃんの練習のポイントや、ストローの練習に最適なグッズなども紹介していきます。ストローマグのお手入れの仕方や赤ちゃんがストローを嫌がる時の対策、ストローの練習を始める時の注意点も紹介していきますよ。

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専門家監修
渡邉恵里
平成19年卒、小児科医。現在は、精神科クリニックで子どもの発達や心の問題に取り組んでいます。
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Contents
目次
  1. 赤ちゃんには、いつからストローの練習をさせるべき?
  2. 赤ちゃんのストローの練習方法6選
  3. 赤ちゃんのストロー練習のポイントは?
  4. 赤ちゃんのストローの練習に最適!グッズ10選
  5. 赤ちゃんのストローの練習…ストローマグのお手入れの仕方って?
  6. 赤ちゃんがストローを嫌がる!どうすればいい?
  7. 赤ちゃんのストローの練習…注意点は?
  8. ストローの練習は、赤ちゃんのペースで進めてみて

【練習方法6選】⑤哺乳瓶乳首に似たスパウトで練習

母乳や哺乳瓶が恋しくてストローを嫌がる赤ちゃんにはスパウトがおすすめですね。スパウトとは哺乳瓶の乳首に似た形状で、それよりも少し硬くできています。哺乳瓶よりも強めに吸わないと中身が出てこないので自然と「吸う」ことに慣れてきます。スパウトだと飲物をこぼす心配もありません。

赤ちゃんが「吸う」ことに慣れたら、今度はつぎのステップに進めてあげましょう。段階を踏んでストロー練習につなげられるスパウトは便利ですね。

【練習方法6選】⑥短く切った100均ストローで慣れさせる

赤ちゃんにストロー練習をさせる前段階として、100均などで買ったストローを短めに切って与えてみましょう。なんでも口に入れる赤ちゃんの習性を利用して、赤ちゃんにストローに慣れてもらうのもアイデアかもしれません。

哺乳瓶やママのおっぱいの柔らかさに慣れてしまって、ストローでは飲まない赤ちゃんにちょっと違う感触に慣れてもらいましょう。「ストローを嫌がる」「ストローで飲まない」段階から早いステップアップが期待できますよ。

赤ちゃんのストロー練習のポイントは?

赤ちゃんのストロー練習の仕方6選を紹介しました。赤ちゃんにとってはいろんなことが初めての経験になるわけですから、あせらず時間をかけて慣れさせるのがいいですね。赤ちゃんが慣れるためにもストロー練習のポイントがどのあたりにあるのかを知っておきましょう。ママと赤ちゃんがともにステップアップするための練習ポイントをみてみましょう。

赤ちゃん用紙パック飲料で練習するメリット

赤ちゃん用の紙パック飲料はいろいろな種類が販売されていて選択肢が多いのですね。赤ちゃんの好みに合わせてお気に入りの飲み物を選ぶことができます。また、外出時に携行するのに準備の手間が省けて便利ですし、移動のための手荷物が多いママにとっても負担にならない大きさというメリットがありますね。

紙パック飲料は赤ちゃんがギュッと掴むと飲物が出過ぎてむせることもあるので、月齢の早い赤ちゃんの場合は気をつけてあげましょう。

スパウトで練習するメリット

スパウトは、少し傾けた程度では中身がこぼれないようにできています。赤ちゃんが両手で持って使える設計になっているので、ママがちょっと手を放したすきにこぼすという心配もないでしょう。生後6か月未満の赤ちゃんでもむせることなく使用できるので、早い時期にストロー練習を始めたい方におすすめです。

しかし、哺乳瓶を嫌がる赤ちゃんは、スパウトも嫌がる傾向があります。また、スパウトに慣れたからといってすぐにストローを使えるようになるわけではありません。スパウトに慣れてきたらストロー飲み練習に変えましょう。

ストローマグで練習するメリット

ストローマグの一番のメリットはストローでありながらこぼれにくいことです。グラスなどに直接ストローをさした場合よりこぼすことが少ないため、ストロー練習中の赤ちゃんにはおすすめです。また、コンパクトに収納できるうえに飲物をこぼす心配もないので外出先にも持って行きやすいです。

ストローマグには持ち手がついているので、赤ちゃんがおもちゃ感覚で触っているうちにストローを使えるようになる、ということも狙えます。

赤ちゃんにストロー練習をさせる時の注意点