【生後7ヶ月】赤ちゃんの特徴や発育目安は?育児のポイント・注意点も!

【医師監修】生後7ヶ月の赤ちゃんはおすわりが安定し、ずりばいをはじめたり色々な物に興味を示しだすので目が離せなくなる頃です。ここでは生後7ヶ月の赤ちゃんの平均的な身長や体重、授乳回数など基本的なことから育児のポイントや注意点を、体験談を交えて紹介していきます。

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専門家監修
マキ先生
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、・・・
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Contents
目次
  1. 生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴って?
  2. 生後7ヶ月の赤ちゃんの体重と身長は?
  3. 生後7ヶ月の赤ちゃんの授乳回数や授乳量は?
  4. 生後7ヶ月の赤ちゃんの離乳食は?
  5. 生後7ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は?
  6. 生後7ヶ月の赤ちゃんの夜泣きや夜中に起きた時の対策は?
  7. 生後7ヶ月の赤ちゃんの生活リズムは?
  8. 生後7ヶ月の赤ちゃんの注意点!
  9. 生後7ヶ月の赤ちゃんの下痢と便秘について
  10. 生後7ヶ月の赤ちゃんの遊びは?
  11. 生後7ヶ月の赤ちゃんとのコミュニケーションを積極的に!

生後7ヶ月の赤ちゃん昼寝の回数は午前と午後の2回です。午前に1時間程の睡眠時間、午後に2時間程の睡眠時間をとってあげるのが基本となります。

赤ちゃんが夜、ぐっすり寝てくれるようになるためには午後からのお昼寝の睡眠時間を夕方に差し掛からないようにすることが大事です。

生後7ヶ月の赤ちゃんの夜泣きや夜中に起きた時の対策は?

生後7ヶ月になると夜泣きや夜中に急に起きて寝てくれなかったり、遊びだしたりする赤ちゃんもいます。夜泣きや夜中に起きる原因ははっきりとされていません。歯が痒い、昼間の刺激によるもの、夢を見てビックリしてしまうなど様々な憶測があります。しかし、本当のところは赤ちゃんにしかわかりません。

何をしても泣き止まない夜泣き、夜中に起きたまま寝てくれないとなるとママは戸惑ってしまいますよね。夜泣きや夜中に起きた時の対策として授乳して落ち着かせてあげたり、外に出て気分転換してあげましょう。遊びだしてしまう赤ちゃんには、寝たふりをして寝る時間であることをアピールしてみるのもいいかもしれません。

それでも泣き止まない夜泣きの場合はもう開き直りましょう。夜泣きは一時的な物なので赤ちゃんの成長過程の一つとして見守ってあげることが大事です。きっと数ヶ月後にはあの時は大変だったなと笑える日が来ます。夜泣きが続く時は育児を手助けをしてくれる方に協力してもらって夜泣き時期を乗り越えましょう。(※5)

(夜泣きについては以下の記事も参考にしてみてください)

【赤ちゃんの夜泣き】原因・対策を理解し、育児ストレス軽減しよう!

生後7ヶ月の赤ちゃんの生活リズムは?

生後7ヶ月の赤ちゃんの生活リズムは安定してくる時期です。早寝早起きを基本としましょう。大人の生活リズムに合わせて夜型になってしまう赤ちゃんがいますが、ホルモンバランスの乱れにも繋がり赤ちゃんの成長に決して良くありません。

生活リズムを整えるコツとしてまずは早起きをすることから始めてみるといいでしょう。朝早くに起きれば離乳食を食べる時間や昼寝の時間がその分早くなり、夜寝る時間も自然と早くなるので1日の生活リズムが整いやすくなります。

赤ちゃんが大人の生活リズムに合わせるのではなく、大人が赤ちゃんに合わせて生活リズムを作ってあげることが大事です。生活リズムが整うと赤ちゃんの睡眠時間を予測することができます。家事の予定を立てやすくなるのでママの育児負担が減る事でしょう。

生後7ヶ月の赤ちゃんの注意点!

生後7ヶ月の赤ちゃんはできる事が増え、行動範囲が広がるので注意が必要となってきます。また、離乳食によるアレルギーやウイルスなどの風邪にも注意しましょう。

生後7ヶ月になるとずりばいや、早い赤ちゃんだとつかまり立ちをします。赤ちゃんの行動範囲に口に入れてしまう物や障害物はないかを確認して事故がないように安全な環境作りを行うことが大事です。

特に歯が生え始めると歯が痒くて色々な物を口にいれたがります。誤飲には気を付け、歯固めなど赤ちゃんにおもちゃを買って与えるようにしてあげましょう。

寝返りができるようになったらうつぶせ寝に注意

生後7ヶ月になると赤ちゃんは上手に寝返りができる様になるので、うつぶせ寝になっていても苦しかったら自分で寝返りをしたり、身体を動かします。しかし、万が一に備えてまだうつぶせ寝には十分に注意しましょう。

赤ちゃんの周りにクッションやぬいぐるみを置かないようにし、動きやすくしてあげます。また、布団が柔らかいと口や鼻を塞いでしまう恐れがあるので固めの物を選ぶようにしましょう。

ウイルスなどの風邪に注意

生後7ヶ月頃はママからもらった免疫が徐々に減少していく時期なので風邪対策をきちんとすることが大事です。では、どんなことからウイルスに感染したり、風邪をひいてしまうのでしょうか。是非、参考にして注意しましょう。

生後7ヶ月の赤ちゃんは活発に行動するため、汗をかき身体が冷えてしまい体調を崩してしまうこともあります。着替えなどをして身体を冷やさないようにしましょう。そして、外出がしやすくなる時期でつい色々なところへ連れていきがちになってしまいます。長時間の外出は避けるようにしましょう。

また、何でも口に入れてしまう時期です。ウイルス対策として赤ちゃんのおもちゃは定期的に除菌をしたり、外出先にあるおもちゃにはなるべく触れないようにすることでウイルスからの感染を防ぐことができます。もし、体調が悪そうだったり熱や鼻水、咳などの症状がでた場合は病院に連れていきお医者さんに診てもらいましょう。

マキ先生

小児科医

これくらいの時期から、突発性発疹症などの感染症になる機会が増えてきます。初めてのお熱で慌てないように、日頃から熱が出た時はどうするか、考えておくといいですね。

離乳食によるアレルギーに注意

生後7ヶ月になると離乳食で食べれる食材も増えるのでアレルギーに注意しましょう(※6)。親がアレルギー体質だとその体質が遺伝する可能性もあるとされています。親のどちらかがアレルギー体質の場合は特に注意するようにしましょう。

初めて与える食材は必ず小さじ1杯程を与えるようにし、アレルギーの重症化を防ぎます。様子をみて何も問題がなければ次の離乳食から徐々に与えて大丈夫です。病院が受診できる時間も考え、午前中に与えるようにしましょう。