保育園の転園は前準備が大切!必要な手続きや子供へのフォローなど

お引っ越しなどを理由に保育園を転園することになった場合、親子ともに心配事は尽きません。後から失敗しない為にも事前準備をしっかりして新しい保育園へスムーズな転園ができるように、やっておくべき準備や手続きからアフターケアまでの方法をご紹介したいと思います。

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Contents
目次
  1. 転園することが決まったらまずは前準備が大切
  2. 保育園を転園することに!
  3. 必要な手続きや書類の詳細をチェック
  4. 転園前にしておきたい子供へのフォロー
  5. 新生活のための準備も万全に!
  6. 通っていた保育園へのお礼を忘れずに
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転園予定の保育園との保育料を比較

保育料は所得によって料金が決まりますが、自治体によっても異なります。以前通っていた保育園との差額をしっかり見積もっておきましょう。

保育園に空きがないなどの理由で兄弟が別の保育園に通うようなケースの場合は、保育料が高くついてしまうことも考えられます。ママの仕事が数時間だけ育児ができないような状況であれば、育児ができない時間だけベビーシッターに育児代行を頼んだり認可外保育園を選択する方法もあります。

子育てにはただでさえお金がかかります。転園したことにより保育料が値上がってしまう可能性もあるので、子育てにかかるお金を少しでも抑えれるようにできる限りの情報を調べ尽くしましょう。

必要な手続きや書類の詳細をチェック

引っ越しの際は荷物の整理などにより、大事なものが見つからなくなってしまうことがあります。余裕があるうちに手続きに必要な印鑑や口座など、必要書類と一緒に一式揃えておき手続きの前準備をしておきましょう。

手続き前に自治体や支援センターなどに相談する

質問や相談は自治体に聞くことが一番的確でスピーディーな方法です。定員数や待機児童の数なども自治体が管理しているので、手続きの際に不備も生じずらくスムーズに申込手続きを済ませることができます。

万が一希望の保育園の入園が厳しいということであれば、他の保育園を紹介してくれたりもするので聞いておきましょう。また遠方の引っ越し先で直接引っ越し先の自治体に行けないような場合は、事前に電話で相談しておくことも大切です。

他にも地域の支援センターで相談に乗ってもらえたり、最新の情報を得ることができます。地域の交流の場として使われているのであれば、他の先輩ママからのリアルなアドバイスも貰えたりするので、支援センターの活用もおすすめです。

(子育ての悩みに関しては以下の記事も参考にしてみてください)

育児相談は誰にすればいい?メールやサイト、無料の電話窓口サービス

必要書類や申込期限を調べておく

入園申込書や就労証明書の他に、ご家庭の状況や自治体によって必要書類は異なります(※2)。とくに注意しておきたいのが住民票の異動です。引っ越しの際は住民票の異動が必要ですが、異動が間にあわない場合は手続きをしてくれない自治体もあるので、引っ越し先の自治体に事前に確認しておきます。

また、仕事の異動による引っ越しの場合は以前の書類と記入が異なる部分があるので、異動による引っ越しの際は注意が必要です。地域によってはホームページから詳細が調べられたり、申込用紙をダウンロードすることができるので、ぜひ活用しましょう。

申込期限にも注意が必要です。申込期限を過ぎると希望の時期の転園ができなくなるので、年度途中の入園の場合は入念に引っ越し先の自治体に聞いておきましょう。書類に不備があると手続きがスムーズに進まなくなってしまうので、手遅れにならないようにしっかり準備することが大切です。

転園前にしておきたい子供へのフォロー

子供にとってパパやママの元を離れ、不安の中でやっと通い慣れた保育園が変わるということはとても衝撃的なことです。環境や周りの変化に戸惑うことも多いでしょう。そんな子供のためにもできる限りの子育て方法をやっていきましょう。

転園してからの新しい環境になじめるように

転園の理由が引っ越しの場合は、住み慣れた家や環境も変わり、目まぐるしい変化に子供は初め戸惑います。引っ越しが終わり落ち着いたら家族でお散歩に行ったり引っ越し先の近所の公園に出向き、新しい土地に慣れておきましょう。保育園の周辺の公園などは、ママ友や子供の友達作りにも最適の場です。

パパの仕事で異動になったのであれば、異動先に子供も連れて挨拶に行くのもいいですね。パパはお仕事で普段会えなくても居場所が分かっていれば、引っ越し先の見知らぬ土地でも子供は安心して園生活を送れます。

保育園の入園前には先生方に挨拶に行っておきます。担任になる先生には事前に子供の長所や短所、性格や気になる点を話しておくと、先生は最善の対応をしてくれます。今後の園生活の為にもしっかり先生方とコミュニケーションをとっておきましょう。

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