赤ちゃんが牛乳を飲めるのはいつから?乳児はNG?飲ませ方の注意点も!

【医師監修】赤ちゃんが牛乳を飲めるのはいつからなのでしょうか?この記事では、赤ちゃんが牛乳を飲める年齢の目安や、乳児に牛乳がNGな理由を紹介します。さらに、母乳と牛乳の違いや、牛乳を飲ませる際の注意点も紹介しますので参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんが牛乳を飲めるのはいつから?何歳が目安?
  2. 母乳と牛乳は成分や栄養が違う?
  3. 乳児に牛乳がNGな理由は?どんな影響がある?
  4. 赤ちゃんに牛乳を飲ませる時の注意点は?
  5. 赤ちゃんが牛乳を飲んでもいいのは1歳から!

アレルギーの可能性

乳製品はアレルギー表示義務7品目の1つであり、牛乳でもアレルギー症状がでる可能性があります(※1)。生後数ヶ月の赤ちゃんの身体には、アレルギー症状が大きな負担となりかねません。そのため、牛乳は生後数ヶ月の乳児には与えず、1歳を過ぎてから注意しながら飲ませる必要があるのです。

乳製品アレルギーは、生後数ヶ月の乳児のアレルギーで2番目に多いといわれています。何歳になっても牛乳アレルギーがでる人はいますが、特に乳児のころは自己判断で与えないよう注意しましょう。

パート

30代

うちは上の子が牛乳アレルギーだったので、下の子に牛乳与える時は本当に慎重になったよ。上の子はアレルギー症状で苦しんで反省したから、下の子は本当に注意しなきゃと思って。

何歳からにしようか迷ったけど遅すぎてもなと思って、1歳から離乳食で与えはじめた。

また、家族に牛乳アレルギーの人がいる場合はアレルギー症状がでる確率が高まるため、さらに慎重になる必要があります。

赤ちゃんに牛乳を飲ませる時の注意点は?

それでは、実際に赤ちゃんに牛乳を飲ませる時はどのような点に注意しなければいけないのでしょうか。ここでは、赤ちゃんに牛乳を飲ませはじめる時の注意点について紹介します。

(育児の注意点については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児・赤ちゃんの体重や身長、育児の注意するポイントは?

はじめは少量から

上述した通り、牛乳でアレルギー症状がでる可能性もあるため、はじめて赤ちゃんに与える時は少量ずつにしましょう。直接牛乳を飲ませるのではなく、ひとさじ程度を離乳食に混ぜて調理して与えるのがおすすめです。離乳食に混ぜ、赤ちゃんの様子を確認しながら慎重に量を増やしていきましょう。

事務

30代

はじめて牛乳を与えたのは、1歳になりたての頃。いつから与えようか悩んだけど、心配だったので1歳になってからにしたよ。はじめは、牛乳ひとさじ分をパンと一緒に混ぜてミルク粥のようにしてあげた。問題なかったので、少しずつ量を増やしていったよ。

牛乳だけをそのまま飲ませず、ひとさじ程度を離乳食に混ぜるなどして加熱して食べさせてあげるとよいでしょう。少量ずつ離乳食に混ぜて与え、赤ちゃんの様子を確認しながら慎重にすすめていきます。

人肌程度に温めて

牛乳を赤ちゃんに直接与える際は、冷たくせず人肌程度の温かさのものを少量ずつ与えましょう。牛乳をそのまま飲ませる時も、ひとさじ程度からすすめていきましょう。

専業主婦

20代

牛乳を直接飲ませるのはいつからにしようか迷いました。結局、1歳4ヶ月ころになってから温めた牛乳を飲ませたよ。おいしかったみたいでゴクゴク飲んでおかわりもされたけど、まずは1杯だけにしておいた。うんちも問題なく、体調も大丈夫だったから、その後は普通に与えたよ。

牛乳を飲ませたら、赤ちゃんの様子やうんちの状態をよく観察し、異変や影響がないようであれば少しずつ量を増やしていきます。少しでも異変を感じた場合は、すぐに受診するようにしましょう。

鉄分を意識的に摂取する

パート

20代

保健師さんから「牛乳を飲ませる時は鉄分の多い食べ物も一緒に与えるように」って言われてから、すごい気をつけるようにしてる。うちはほうれん草が好きだから、たっぷりあげるようにしてるよ。牛乳でほうれん草のミルクスープを作っても喜ぶよ。

牛乳を飲むときの影響として注意したいのが「鉄欠乏性貧血」です。そのため、牛乳を飲ませる時には鉄分を意識的に与えるよう心がけましょう。ほうれん草や赤身魚、納豆など、鉄分がたくさん含まれた食材と一緒に与えるようにすると安心です。

飲ませるタイミングに注意