赤ちゃんが牛乳を飲めるのはいつから?乳児はNG?飲ませ方の注意点も!

【医師監修】赤ちゃんが牛乳を飲めるのはいつからなのでしょうか?この記事では、赤ちゃんが牛乳を飲める年齢の目安や、乳児に牛乳がNGな理由を紹介します。さらに、母乳と牛乳の違いや、牛乳を飲ませる際の注意点も紹介しますので参考にしてみてくださいね。

Contents
目次
  1. 赤ちゃんが牛乳を飲めるのはいつから?何歳が目安?
  2. 母乳と牛乳は成分や栄養が違う?
  3. 乳児に牛乳がNGな理由は?どんな影響がある?
  4. 赤ちゃんに牛乳を飲ませる時の注意点は?
  5. 赤ちゃんが牛乳を飲んでもいいのは1歳から!

赤ちゃんが牛乳を飲めるのはいつから?何歳が目安?

赤ちゃんが牛乳を飲めるのは、いつからか知っていますか?赤ちゃんに与える食材の中でも、牛乳には注意が必要だといわれています。赤ちゃんが何歳から牛乳を飲めるのかについては、生後何ヶ月からではなく、1歳を過ぎてからというのが目安になります。(※1)

パート

30代

牛乳は健康にいいというイメージしかなかったので、いつから赤ちゃんに与えられるかなんて考えたこともなかった…。ミルク代わりに牛乳は与えたことないけど、何ヶ月ころかは忘れちゃったけど離乳食を始めてけっこう早くから与えちゃった気がする。

とても似ている母乳と牛乳ですが、母乳やミルクの代わりに牛乳を赤ちゃんに与えてはいけません。この記事では、その理由についてもくわしく紹介していきます。

(牛乳については以下の記事も参考にしてみてください)

妊婦は牛乳を飲んでいい?妊娠中は適正量がある?胎児への影響は?

母乳と牛乳は成分や栄養が違う?

母乳と牛乳は白い液体でよく似ていますが、含まれる成分や栄養は異なります。母乳には人間の赤ちゃんの成長を促進する栄養や成分が多く含まれていて、牛乳には牛の赤ちゃんを成長させるための成分が含まれているのです。

人間の赤ちゃんと牛の赤ちゃんとでは、生後数ヶ月の成長速度も生後に必要な栄養も違います。牛は体が大きく、成長スピードも早いですよね。そのため、母乳よりも牛乳の方が、体を大きくするのに必要なミネラルやタンパク質という成分が多く含まれているのです。

反対に、人間は体よりもまず脳が先に成長していきます。脳の発達には糖分という成分が必要となるため、母乳には乳糖という成分が多く含まれています。このように、牛乳と母乳は見た目は似ていても、それぞれの赤ちゃんの生後の成長にあわせた栄養が含まれているため、成分は大きく異なるのです。

(母乳については以下の記事も参考にしてみてください)

母乳育児は大変?メリットや先輩ママたちの乗り越え方!体験談多数

乳児に牛乳がNGな理由は?どんな影響がある?

乳児にはなぜ牛乳がNGだといわれているのでしょうか。ここではまず、乳児に牛乳を与えた時の影響についてくわしく紹介していきます。

(赤ちゃんにNGなものについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんにテレビはNG?影響や対策は?発達が遅れる?体験談あり

「鉄欠乏性貧血」になる危険性がある

栄養がたくさん含まれている牛乳は体にいいとされていますが、鉄の成分が非常に少ないため赤ちゃんが飲むと「鉄欠乏性貧血」になる恐れがあります(※1)。母乳と牛乳の栄養素の大きな違いが、鉄分が含まれる量なのです。牛乳によって貧血になる状態を「牛乳貧血」ともいいます。

事務

30代

赤ちゃんではないけれど、友人の子供が4歳くらいで貧血になってた。原因が牛乳の飲みすぎだって聞いて、すごく驚いたよ。牛乳で鉄分が不足するなんて知らなかったから、子供に与える時は注意しなきゃって思った。

また、牛乳に多く含まれるカルシウムという成分は鉄分の吸収を妨げてしまうため、牛乳だけを摂り続けることでさらに「鉄欠乏性貧血」のリスクは高まります。

この貧血のリスクは、生後数ヶ月の乳児に関わらず何歳になっても注意が必要です。とくにたくさん牛乳を飲むようになる小学生くらいの時にも、牛乳貧血になる可能性はあります。

腎臓に負担がかかる

生後数ヶ月の赤ちゃんの消化器官はまだ未発達です。そのため、栄養豊富な牛乳を過剰に摂取すると、機能が未熟な腎臓に大きな負担がかかってしまいます。

牛乳にはたんぱく質やナトリウム・カリウム・リンなどの成分が含まれており、これらの成分が血液濃度を高めてしまいます。血液が濃くなると水分が必要になりますが、赤ちゃんはその状態をうまく処理できません。そのため、脱水状態になってしまう危険性もあるのです。