赤ちゃんのほっぺが赤いのは病気?原因は?乾燥したカサカサ肌と危険な症状の見分け方も

【医師監修】赤ちゃんのほっぺが赤い原因や、病気の可能性を徹底的に紹介します。また、乾燥したカサカサ肌などよく見られる症状と危険な症状を見分けるポイントや、赤ちゃんのほっぺが赤い原因別の対処法も紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんのほっぺが赤いのは通常?
  2. 赤ちゃんのほっぺが赤い原因は?
  3. 赤ちゃんのほっぺが赤いのは病気の可能性も?
  4. 乾燥したカサカサ肌などと危険な症状を見分けるポイントは?
  5. 赤ちゃんのほっぺが赤い場合の原因別の対処法
  6. 赤ちゃんの時期は小さなことにも目を配ろう!

乾燥したカサカサ肌などと危険な症状を見分けるポイントは?

乾燥したカサカサ肌などと危険な症状を見分けるポイントは、赤ちゃんのほっぺが赤いことに加え、次のようなものがあります。食欲がないこと、機嫌が悪いなどいつもと様子が違うことです。このような症状がみられた場合は、早めに小児科を受診しましょう。

女性

24歳

乾燥気味で顔が赤いから、保湿して様子みてたんだけど、やたら機嫌悪いし変だなと思ってたの。心配になって熱測ってみたら、微熱だった!初めての熱だったからしんどかったんだなぁ。顔が赤い=乾燥って決めつけはよくないね。

赤ちゃんのほっぺが赤くなっていることに加えて、肌がカサカサしていて白く粉がふいていることやかゆがっていることが乾燥の症状です。そして気温差が原因の場合は、室温や服で体温調整することでほっぺの色はいつも通りに戻ります。これらの症状ではない場合は病気の可能性もあるため、早めに小児科を受診しましょう。

(赤ちゃんの体温の測り方については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんの体温の測り方は?平熱は何度?月齢で体温は変化するの?

赤ちゃんのほっぺが赤い場合の原因別の対処法

赤ちゃんのほっぺが赤い場合は原因別にきちんと対処してあげれば、悪化せずに済みます。ここからは、原因別の対処法を紹介します。

乾燥が原因の場合

赤ちゃんのほっぺが赤い原因が乾燥の場合は、しっかり保湿しましょう。朝の着替えのときやお風呂あがりに、保湿クリームやベビーローションを塗って乾燥を防ぐことが大切です。部屋の湿度を50~60%に保つことために加湿器の使用もおすすめします。

保湿に加えて肌を清潔に保つようにしましょう。授乳後や食後は濡らしたガーゼやタオルでやさしく拭いてあげることが大切です。

女性

31歳

顔も身体も乾燥でカサカサだったから、心配で病院に連れて行ったら「とにかく保湿!」って言われた。それからは気づいたらこまめに顔と身体をローションで保湿!お風呂で湯船に浸かるのも2日に1回にしたら、つるっつるのお肌に戻ったよ!

乾燥がひどい場合は、お風呂で湯船に浸かるのは控えましょう。湯船に浸かると体温が上がりかゆみが増します。赤ちゃんがかゆそうにしているときは、シャワーで済ませるようにしましょう。

気温差が原因の場合

気温や室温の変化に対応できるように、前開きの上着を着せたり、こまめな水分補給を心がけることが大切です。赤ちゃんの顔が赤い場合は、衣類を1枚脱がせたり、エアコンの設定温度を下げたりして、調整してあげましょう。

発熱が原因の場合

発熱の場合は、汗をかいて脱水症状にならないようにこまめに水分補給してあげることが大切です。何日も熱が下がらない、機嫌が悪い、水分が取れない場合は小児科を受診するようにしましょう。

伝染性紅斑(りんご病)が原因の場合