赤ちゃんの果汁はいつからOK?離乳前に与える必要なし?発育障害に繋がる可能性も

【医師監修】こちらの記事では赤ちゃんの果汁はいつからOKなのかや、生後6ヶ月未満の赤ちゃんに果汁が良くない理由など紹介しています。与えやすい・アレルギーが出やすい果汁や、与える際の注意点も紹介していますので、チェックしてみてくださいね。

( 3ページ目 )
Contents
目次
  1. 赤ちゃんの果汁はいつからOK?生後何ヶ月?
  2. 生後6ヶ月未満の赤ちゃんに果汁が良くない理由は?
  3. 赤ちゃんに与えやすい果汁は?
  4. 赤ちゃんにアレルギーが出やすい果汁は?
  5. 赤ちゃんに果汁を与える際の注意点
  6. 赤ちゃんは果汁よりも母乳やミルクを優先しよう!

梨は酸味がほとんど感じられず甘みの多い果物なので、赤ちゃんの好む果汁でしょう。カリウムや鉄分、アミノ酸の1つであるアスパラギン酸などが含まれています。

スイカ

スイカは利尿作用があったり暑さで火照った体を冷やす効果があります。夏の水分補給にぴったりな果汁ですが、飲みやすいからとは言え与えすぎには注意しましょう。

みかん

ビタミンCを多く含み風邪の予防にも良いとされるみかんは、薄皮を丁寧に取り除いて果汁にしましょう。あまり与えすぎると下痢になる原因なるので、気を付ける必要があります。

赤ちゃんにアレルギーが出やすい果汁は?

生後6ヶ月を過ぎたからといっても、すべての果物の果汁を与えて良いわけではありません。果汁には赤ちゃんに与えるとアレルギーが出やすいものもあります。ここからは、赤ちゃんにアレルギーが出やすい果汁を紹介しましょう。

パパイヤ

パパイヤに含まれるパパインという物質がアレルギー反応を起こし、パパイヤの果汁が顔や肌につくと肌の痒みや赤み、喉の痒みなどの症状が出ることがあります。

マンゴー

甘くて美味しいマンゴーですが、食べることでアレルギー反応に似た症状がでる場合があります。顔の赤みや喉の痒み、口の中がピリピリすることもあるので、注意が必要です。

パイナップル

パパイヤに含まれているパパインという物質が、パイナップルにも同じように含まれています。そのため、パパイヤを食べた時のような顔や皮膚の痒みや赤み、喉の痒みが出る場合があるのです。

グレープフルーツ

ビタミンを多く含む爽やかな香りのグレープフルーツですが、酸味が強いのでグレープフルーツの果汁は赤ちゃんが嫌がる可能性があります。

キウイ

キウイにはアクチニジンというたんぱく質が含まれており、それによってアレルギー反応が起こることがあります。喉や口の中の痒み、花粉症のような鼻水や鼻づまり、吐き気や頭痛などが起こることもあるのです。緑のキウイよりも黄色のキウイはアレルギー反応が起こりにくいと言われています。しかし、どちらにしてもキウイを与える時は注意した方がいいでしょう。

バナナ

バナナは赤ちゃんに与えやすい果汁ですが、実はアレルギーが出やすい果汁でもあります。バナナは多くの赤ちゃんが好みますが、少しずつ様子を見ながら与えていくと良いでしょう。