赤ちゃんの果汁はいつからOK?離乳前に与える必要なし?発育障害に繋がる可能性も
【医師監修】こちらの記事では赤ちゃんの果汁はいつからOKなのかや、生後6ヶ月未満の赤ちゃんに果汁が良くない理由など紹介しています。与えやすい・アレルギーが出やすい果汁や、与える際の注意点も紹介していますので、チェックしてみてくださいね。
メロン
メロンはカリウムやビタミンなどの多くの栄養を含む果物ですが、アレルギーを引き起こす可能性のある果物です。食べると口や唇が痒くなったり、皮膚や顔が赤くなることがあります。
桃
甘くて香りのよい桃ですが、桃もアレルギーが出る可能性のある果物です。口の中が痒くなったり皮膚や顔が赤くなる症状のほかに、まれに嘔吐や下痢などの症状も出ることがあります。
さくらんぼ
さくらんぼは桃と同じバラ科の果物なので、アレルギーが出る可能性があります。口の周りが赤くなっていたり嘔吐や下痢があった場合は病院を受診するようにしましょう。
赤ちゃんに果汁を与える際の注意点
赤ちゃんに果汁を与える時にはいくか注意点があります。ここからはその注意点を紹介しましょう。
初めての食材は火を通して与える
果物は生で食べることが多いですが、初めて赤ちゃんに果汁を与える時は過熱してから与えましょう。果汁を加熱することで、アレルギーが出にくくなると言われています。電子レンジで少し温めて、冷めたものを与えると良いでしょう。
白湯で薄める
初めて赤ちゃんに果汁を与える際に、そのまま与えてしまうと酸っぱさや味の濃さに驚いてしまう可能性があります。刺激を和らげるために、果汁は白湯で2~3倍に薄めて与えると良いでしょう。
(白湯については以下の記事も参考にしてみてください)
1度にたくさん与えない
赤ちゃんが欲しがってたくさんの量の果汁を飲ませると、下痢や栄養不足の原因になります。最初はなめるくらいの少ない量から始めて、アレルギー反応が出ないか様子を見ながら量を増やすようにしましょう。
果物ジュースには注意する
市販の果物ジュースには砂糖や添加物が入っていることもあり、赤ちゃんに飲ませるものとしてはおすすめできません。果汁を赤ちゃんに飲ませる時は、フレッシュな果物を使うようにしましょう。
無理やり与えない
生まれて初めて果汁を口にした赤ちゃんは、果汁の刺激に驚いて嫌がる場合もあります。なかなか口にしなくても無理やり飲ませることはしないで、日を改めて与えるようにしましょう。
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