赤ちゃんのソファ対策はローソファーがおすすめ!落下・転落を防ぐ!

赤ちゃんのいる家にソファを置くのは危険?気を付けるべきポイントや、赤ちゃんがいる家に理想的なソファも紹介!また、ローソファがおすすめな理由や、赤ちゃんをソファに寝かせてヒヤッとした体験談を紹介するほか、赤ちゃんがソファから落下した場合の対処法もお伝えします。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんにはソファが危険?気を付けるべきポイント
  2. 赤ちゃんがいる家に理想的なソファって?
  3. 赤ちゃんのソファ対策にローソファがおすすめな理由は?
  4. 赤ちゃんをソファに寝かせてヒヤッとしたママの体験談
  5. 赤ちゃんがソファから転落した!どう対処するべき?
  6. 赤ちゃんのいる家にはフロアソファーがおすすめ!

先輩ママ

36歳

生後1ヶ月半の赤ちゃんを高さ35cmのソファに寝かせていました。リビングから火がついたような赤ちゃんの泣き声が聞こえてきたので駆けつけたら、赤ちゃんが床にうつ伏せになっていたのです。どうやら5歳の姪っ子が赤ちゃんを寝かせていたソファで飛び跳ねたときに転落したようです。

新米ママ

25歳

ソファに寝かせていた赤ちゃんが物音で起き、寝返りを打ったところ転落してしまいました。赤ちゃんのそばにいましたが、一瞬の出来事で支えようとはしたものの間に合わず…。産科医に相談したら、赤ちゃんはまだふにゃふにゃだから落ちても意外と平気だよと教えてもらい安心しました。

赤ちゃんをソファに寝かせるときはどんなことが起こるかわからないため、最善の注意を払う必要があるでしょう。心配なら赤ちゃんをソファで寝かせずに、床に布団を敷いて寝かせると良いですね。

赤ちゃんがソファから転落した!どう対処するべき?

赤ちゃんがソファから落ちるのは一瞬の出来事なので、ママがちょっと目を離したすきに転落することもあります。赤ちゃんがソファから転落した場合は、どう対処するべきなのでしょうか?

転落時に大泣きした場合はしばらく様子を見る

赤ちゃんがソファから転落して頭を打った場合、元気に泣いていれば基本的には問題ありません。病院を受診せず、赤ちゃんの様子をしばらく見てみましょう。赤ちゃんの機嫌が良く、ミルクの飲みや遊ぶ様子が普段と変わらないようであれば大丈夫です(※1)。少し血がでている場合は、消毒したり絆創膏を貼ったりして対処しましょう。

頭を打った場所が傷になり、そこから出血している場合は、乾いたタオルで傷口をしっかりと抑えて止血をしましょう。5~10分ほど傷口を押さえれば血は止まります。血が出ている以外で赤ちゃんが普段と変わりないときは緊急性が低いので、血が止まったら病院を受診しましょう。(※1)

たんこぶができてしまった場合は、ガーゼで包んだ保冷剤を当て、患部を冷やしてくださいね。早く冷やすことで、たんこぶが大きくなるのを防いでくれます。

赤ちゃんがソファから落ちてしまったときはパパやママはパニックになってしまいがちですが、まずは気持ちを落ち着かせることが大切です。症状を見て、緊急性の高いものなのか、しばらくは様子を見たほうが良いのかを冷静に判断する必要があります。転落が原因で赤ちゃんが死亡にいたる例はごくまれなので、必要以上に心配しないでくださいね。

救急車を呼ぶ・病院を受診する場合

赤ちゃんが転落したときに呼び掛けても反応がない場合や目の動きがおかしい、けいれんしている、何度も嘔吐するなど、赤ちゃんの様子が普段とはまったく違う場合は、迷わずに救急車を呼びましょう。「急性硬膜外血腫」や「急性硬膜下血腫」といった、頭の中で出血している可能性があります。(※2)

また、頭を打ったときは元気でも、しばらくたってから赤ちゃんに急に異変があらわれることもあるでしょう。念のために2日ぐらいは赤ちゃんの様子を注意深く見ることが必要です。

頭を打った場合は何科を受診すればいいのか迷ってしまうパパやママもいますよね。意識が低下している場合や嘔吐、けいれん、頭から出血している症状がある場合は脳神経外科を受診しましょう。頭の中が出血しているかどうか、または頭の中の骨が折れているかどうかを判断するためにCT検査を行います。

傷口から血が出ている以外にいつもと変わらない様子なら、止血してから救急病院や外科系の病院を受診しましょう。病院を受診する際は、パパやママが医師に赤ちゃんの状態をきちんと説明できるようにしておきましょうね。

頭を打ったときに泣いたのか、嘔吐をしている場合は何回吐いたのかなど具体的な子供の様子を伝えます。赤ちゃんの状態をメモしておくと医師に説明しやすいですね。また、頭を打ってから子供がいつもと違う様子があれば、あわせて説明しておきましょう。

診療時間外に病院に行くべきか判断できない場合

夜間や休日に赤ちゃんがソファから転落し、頭をぶつけた場合は、短縮番号「#8000」のこども医療電話相談の窓口に電話をしてみましょう。頭をぶつけたのが夜間や休日のときは、すぐに受診すべきなのか、それとも病院の受付時間まで様子を見たほうが良いのか迷いますよね。(※3)

#8000に電話すると、住んでいる地域の相談窓口に自動転送されます。どのように対処するべきか、またはすぐに病院を受診した方が良いのかを小児科医師や看護師に電話で相談できます。適切な対処のしかたや受診すべき病院のアドバイスがもらえるので、パパやママも心強いでしょう。

また、診療時間外に病院を受診するかどうかは、日本小児科学会が監修する「こどもの救急」のウェブサイトで確認ができます。「頭を強くぶつけた」という項目があるので、当てはまるところはチェックしていきましょう。子供の症状から病院にいくべきなのかを判断してくれます。

救急車の呼び方や待っている間に準備するもの、看病のポイントなどが詳しく紹介されていますので確認してみましょう。子供の事故は突然起こります。緊急の時はどのように対応すべきなのかを事前に知っておくことが大切です。冷静な判断ができるように、普段から目に見える場所に緊急時の対応表を貼っておくと安心ですね。