赤ちゃんの喃語とは?いつから発語する?遅い時の原因・対処法も解説!
【医師監修】赤ちゃんは成長と共に喃語やクーイングを発するようになります。こちらの記事では、赤ちゃんの喃語とクーイングの違いや、出始める時期などを紹介しています。おしゃべりの種類・意味や、喃語が遅い原因・対処法も紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんの喃語とは?クーイングとの違いは?
喃語とは「だあだあ」など赤ちゃんがしゃべる2文字以上の声を指していいます。喃語を発する前にクーイングと呼ばれる発声がありますが、それは「あー」や「うー」という母音を発することを指します。どちらも赤ちゃんがおしゃべりしているような仕草でとても可愛らしく、赤ちゃんの成長を感じることができるでしょう。
赤ちゃんの喃語はいつからいつまで?
赤ちゃんの喃語がいつから始まるのか、気になりますよね。喃語を発する時期は赤ちゃんによって違ってきますが、クーイングが始まった後の生後4ヶ月~6ヶ月頃に喃語が始まることが多いと言われています(※1)。ママやパパが赤ちゃんに話しかけることで、喃語でたくさんおしゃべりしてくれるでしょう。
また、兄姉がいる赤ちゃんは上の兄姉の真似をして、喃語を話し始めるタイミングが早いと言われています。早い子では生後8ヶ月~9ヶ月頃になると「ぶーぶ」や「まんま」という意味を持った喃語が増え始めます。1歳頃になって言葉のようなものを発していたら、喃語を話す時期は終わりに近づいてきていると考えていいでしょう。
(赤ちゃんの言葉を発する時期については以下の記事も参考にしてみてください)
あー・うーなど赤ちゃんのおしゃべりの種類・意味は?
赤ちゃんはまだ言葉で言いたいことを伝えられませんが、喃語でおしゃべりをします。赤ちゃんのおしゃべりについて、いつから発してどのような種類のおしゃべりがあるのか、また意味や言葉の内容についても紹介しましょう。
母音を続ける喃語
赤ちゃんがおしゃべりをする時に使う喃語には「あーあー」や「うーうー」という母音を続ける喃語があり、母音を発することから喃語はスタートします。生後4~5ヶ月頃の赤ちゃんは、母音を続けておしゃべりすることが多くあります。言葉の内容に特に意味はなく喃語を音として声に出すことで自分の声を認識し、それを聴いて遊んでいるとされています。
機嫌がいい時は特に、おしゃべりをたくさんしてくれるでしょう。
子音を含んだ喃語
母音の喃語を発し始めると次は「あっ」や「だっ」などの子音を含んだ喃語でおしゃべりします。この時も言葉の内容に意味はありません。子音を含んだ喃語は、母音の喃語を発し始めて1ヶ月後くらいの生後6~7ヶ月頃に発するようになります。
連続した音を発する喃語
子音を含む喃語に慣れると、生後7~8ヶ月頃には「だぁだぁ」や「まーまー」など連続した音の喃語でおしゃべりをするようになります。喃語の言葉の内容はわからないかもしれませんが、ママに返事をしてもらうだけで赤ちゃんは喜び、たくさん話をしてくれるようになるでしょう。
「ま行」や「ぱ行」を含む喃語
喃語のピークといわれる生後8~9ヶ月頃になると「ま行」や「ぱ行」も言えるようになります。ほかの言葉もより一層聞き取りやすくなり、指差しをして自分の言いたい内容を教えてくれるようになるのもこの時期です。ママやパパは赤ちゃんにたくさん話しかけて、赤ちゃんとコミュニケーションを図りましょう。
赤ちゃんの喃語が遅い原因は?自閉症の可能性も?
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