赤ちゃんの喃語とは？いつから発語する？遅い時の原因・対処法も解説！

赤ちゃんの喃語はいつから始まるのか気になるママは多くいらっしゃいますが、喃語を発するのが遅いと病気や自閉症などの障害の可能性を考えて心配になってしまうママもいることでしょう。ここからは、赤ちゃんの喃語が遅い原因と自閉症の可能性について紹介します。

（生後11ヶ月の赤ちゃんについては以下の記事も参考にしてみてください）

赤ちゃんの体が未熟だと、喃語を発するのが遅くなることがあります。言葉を発するためには、口の中の声を発する喉の筋肉など、言葉が発声できる状態にまで体が十分に出来上がっている必要があるのです。しかし、骨格や筋肉が発達していない状態では喃語を発することができないため、喃語が遅れると言われています。

聴覚に何らかの問題があり、それが原因で喃語が遅いことがあります。耳の聞こえ方に問題があると、人の声やざわざわとした周りの音、自分の声までも聞こえないため喃語を発しても音としてうまく捉えることができません。騒音のような大きい音を聞いても反応がなかったり鈍い反応だったりする場合は、病院に相談してみると良いでしょう。

赤ちゃんが周りの人と関わりたいという気持ちがあらわれていない場合も、喃語が遅れてしまう原因になります。赤ちゃんが成長していく中で、ママやパパ以外にもいろんな人との関りがあるでしょう。周りに優しくしてもらったり大切にしてもらったりすることで、赤ちゃんは周りと信頼関係を築いていきます。

周りの人にあやしてもらい、赤ちゃんはそれに応えるように笑ったり喜んだりを繰り返してコミュニケーションを図ります。周りの人ともっと仲良くなりたいという気持ちで喃語をしゃべるようになるのです。しかし周囲との関係や環境が悪い場合は、周りと関わりたいという気持ちがあわられずに喃語も遅くなってしまいます。

喃語が遅い原因に、自閉症などの発達障害である場合が考えられます。自閉症などの発達障害は脳の機能障害で、コミュニケーション不足や愛情不足といったものが原因ではなく、生まれつきの脳の障害です。自閉症の特徴として言葉が遅い・あやしても笑わない・1人でも寂しがらずにいられる・人と関わることをしない、などがあげられます。（※2）

自閉症などの発達障害の場合は、成長しても「あー」「うー」といった意味のない内容の言葉を発し続けるのも特徴の1つです。しかし、喃語が遅いために自閉症であると決めつけることはできません。自閉症であるかどうかは成長してからではないと判断が難しいので、優しく赤ちゃんの成長を見守りましょう。

(赤ちゃんが泣かない理由については以下の記事も参考にしてみてください）

ここからは赤ちゃんの喃語の引き出し方を紹介しますので、赤ちゃんが喃語を発する時期が遅れている場合は参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんをあやして笑わせると「きゃきゃっ」などと言葉を続けて発する時があります。笑う時に声を発するというのは、喃語を発する時と同じように体がきちんと動いていることを表しているのです。赤ちゃんをあやして笑わせることにより、赤ちゃんの体がさらに成長して「あー」「うー」と言ったり喃語を発するようになります。

（赤ちゃんがいつから笑うのかについては以下の記事も参考にしてみてください）