モンテッソーリ教育とは?どんな子どもに育つ?メリットや家庭で実践するコツも!
モンテッソーリ教育の具体的な内容や使用する教具、子どもに与えるメリットを紹介します。また、モンテッソーリ教育の保育園・幼稚園の特徴や、家庭で実践するコツ・注意点などモンテッソーリ教育についてママたちが気になることも紹介しますので参考にしてみてくださいね。
文化教育とはまさに上記4つの集大成といえる教育です。「ことば」と「数」以外を対象とした分野全般を文化教育では学びます。興味のあることに実際に触れさせたり体験させたりして、子ども達に吸収・習得させていきます。
大人はあくまで見守り役
モンテッソーリ教育法では、大人が教えるのではなく子どもの自発性を促すようにすることを大切にしています。大人の役割としては、子どもが興味を引くその年齢に合った教具を置いておいたり、子どもから何でもできる環境作りをしたりするだけです。過度な手助けや助言はしません。基本的にはそばで見守ることだけです。
モンテッソーリ教育では、先生達の中に子どもの自己形成を援助する先生がいるのも大きな特徴です。
クラスは年齢縦断型
年齢縦断型のクラス編成をするのもモンテッソーリ教育法の特徴の1つといえるでしょう。施設によって多少の違いはありますが、基本的には0~2歳、3~5歳でクラスを編成します。年齢の違う子ども達を一緒に過ごさせることによって、大きい子が小さい子の面倒見るなど自然と社会性や協調性を身につけることができます。
子どもが興味を引く教具
モンテッソーリ教育で扱う教具の1番の特徴は、子どもが興味を持つような木製の玩具ということです。カラフルな色が付いていたり、大きさも大小さまざまだったり、手に持った時の感触・感覚にもこだわっていたりと子どもたちの興味を引くような工夫がされています。
それらの教具を適切な年齢、時期に合わせて触れさせてあげることで、子どもの成長の援助をします。子ども達の五感を刺激するような教具が考えられているのです。
モンテッソーリ教育でどんな子どもに育つ?メリットは?
モンテッソーリ教育では子どもの自主性に重きを置いて学ぶので、自立した子どもに育ちます。自分のことは自分でできる子どもへと成長します。モンテッソーリ教育法では個々の作業が多いので、協調性や社会性が育たないのではないかと思われがちです。
しかし、縦割りのクラス編成で年齢の異なる子どもと毎日過ごすため、自分より下の子のケアをするといった思いやりの心も育ちます。また下の子たちをまとめるリーダーシップ力も育つため、結果集団行動の際に役立つ力もきちんと習得することができます。
メリットとしては、自分のことは自分ででき、落ち着きのある子に育つという部分でしょう。
モンテッソーリ教育はどこで受けられるの?
現在日本でモンテッソーリ教育をしている施設は年々増加傾向にあります。子どもに受けさせたいと考えているのならば、モンテッソーリ教育を実施している保育園・幼稚園を近所で探して入園させるとよいでしょう。
残念ながら日本では小学校でモンテッソーリ教育を実施しているところは少ないので、小学校でも受けたいと考えているのならば早めにモンテッソーリ教育を取り入れている小学校を探しておくことをおすすめします。
行っている小学校がなかったという場合は、モンテッソーリ教育を受けられる「子どもの家」と呼ばれる施設があります。ここでは小学校が終わったあとの習い事感覚で通うことができるのでこういった施設を利用するのも一つの手です。またモンテッソーリ教育を家庭で取り入れて過ごすということも可能です。
モンテッソーリ教育の保育園・幼稚園の特徴は?
ここではモンテッソーリ教育を取り入れている保育園・幼稚園の特徴を見ていきましょう。
(保育園・幼稚園入園については以下も参考にしてみてください)
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