1歳児の発達の特徴は?言葉・身長・体重など成長の目安、遅れの基準や対処法も!

【医師監修】気になる1歳児の発達の特徴や、言葉・身長・体重などの成長の目安を解説します。成長が遅い原因・基準や対処法、育児のポイントもチェックしながら紹介していきます。1歳児の発達の特徴をいろいろと見てぜひ参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 1歳児の発達の特徴は?
  2. 1歳児の身長・体重の発達の平均は?
  3. 1歳児の言葉の発達の目安は?
  4. 1歳児の成長が遅い原因・基準や対処法
  5. 1歳児の育児のポイント・注意点
  6. 1歳児の赤ちゃんの発達を見守ろう!

子どもの歯は、平均してだいたい1歳前後で前歯が生えそろいます。ただし歯の生え方も個人差があるのでまだ1本も生えていないケースもあります。1歳3ヶ月になっても1本も歯が生えてこない場合は、1度歯科医に相談してみましょう。

(赤ちゃんの歯ブラシについて以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんに歯ブラシはいつから?選び方は?おすすめ13選!口コミも

1歳児の身長・体重の発達の平均は?

1歳になった時の体重と身長の発達の平均は、男の子が体重7.7kgから11.0kgで、身長が70.3cmから79.6cmです。女の子は体重7.2kgから10.5kgで、身長は68.3cmから77.8cmになります。(※1)

ただし、身長や体重も個人差があります。あまり体重や身長の平均数値だけにとらわれず、にあくまで目安として参考にしてみてくださいね。

1歳児の言葉の発達の目安は?

平均すると1歳を過ぎたあたりから「ママ」や「ワンワン」など意味のある言葉を1~2語話せるようになります(※2)。また大人が話す言葉も理解し始め、怒っているなどの感情も読み取るようになっていきます。

2歳近くになると2語を繋げた「ワンワン、いる」などの言葉を話せるようになります。ママやパパが日頃から「このおもちゃで遊ぼうね」など声を積極的にかけてあげると、行動で応えたりとさらに言葉もわかるようになるでしょう。

(1~2歳児の話せる言葉については以下の記事も参考にしてみてください)

1歳〜1歳半、2歳までで話せる言葉と内容は?ママ達の体験談多数

1歳児の成長が遅い原因・基準や対処法

どんなママでも育児をしていると「うちの子は障害を持っているのかもしれない…」「成長が遅いのかな…」など成長過程で1度は不安を感じたことがあるのではないでしょうか。1歳児における成長の基準や対処法をご紹介します。

言葉の発達

子どもは1歳過ぎから意味のある言葉を話し出しますが、1歳半を過ぎてもしゃべらない子もいます。1歳児では言葉の発達にもまだ個人差がある時期です。言葉に興味を示すよう日頃から絵本を読んであげていろいろな言葉を聞かせてあげるのもいいですね。

2歳近くなったら一気に言葉が出てきたという子もいますので、今しゃべっていなくても焦らず見守ってみましょう。それでも「障害が隠れているんじゃないか」などどうしても気になるのであれば、1歳半健診の際やかかりつけの小児科に1度相談してみるのもママが安心できる1つの手です。

(赤ちゃんの言葉の発達については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんが言葉を発するのはいつから?遅いと障害の可能性?体験談あり

運動の発達

1歳になるとどうしても「歩く」ことにこだわりがちですが、ハイハイやつかまり立ち、つたい歩きなどで鍛えられる筋力も成長するのにとても大事なものです。「早く歩いて欲しい」「もう周りは歩いているのに…」と焦って歩かないということだけに注目してしまうのではなく、その子のペースで成長していることがなにより大事です。

歩くことにも個人差があります。1歳半を過ぎても歩かないとうい子もいますので、焦る必要はありません。「歩かないから障害を持ってるんじゃ…」と思うのではなく、心に余裕を持って接してあげましょう。赤ちゃんが歩きたそうにしていたら、手をとって一緒に歩いてあげるなどサポートしてあげましょう。1人歩きもどんどん上達するはずです。

感情の発達

1歳児では自我が芽生え、好奇心も旺盛な時期になります。自分の感情も嫌なことがあれば泣いたり怒ったり、楽しいことがあれば笑ったりと表すことができます。感情だけが先走って行動が追いつかず、泣いて癇癪を起こすこともあります。これも成長の証です。

どうしても癇癪を起こして泣き止まないときは、他のことに注意を向けるなど対処してみましょう。

子どもへのプレッシャー