離乳食に牛乳はいつから使える?進め方や、量など初めて使う際の注意点を紹介!

いつから離乳食に牛乳を使えるのかをはじめ、離乳食に牛乳を使う時の進め方・量を紹介します。離乳食に使用してもいい牛乳の種類や使い際の注意点、牛乳アレルギーの症状・対策も紹介するほか、牛乳を使ったおすすめの離乳食レシピも紹介していきます。

Contents
目次
  1. 牛乳はいつから離乳食に使えるの?1歳から?
  2. 離乳食に牛乳を使う時の進め方・量は?
  3. 離乳食に使っていい牛乳の種類
  4. 離乳食に牛乳を使う時の注意点
  5. 牛乳アレルギーの症状と対策は?
  6. 牛乳を使ったおすすめの離乳食レシピ
  7. 離乳食には上手に牛乳を取り入れよう!

牛乳はいつから離乳食に使えるの?1歳から?

初めて育児をするママは、生後何ヶ月の赤ちゃんに何を食べさせれば良いのか、分かりませんね。特に乳製品は他の食品よりもアレルギーが出やすいので、いつから飲ませて良いのか迷ってしまいます。

赤ちゃんは大人とくらべると消化器官が発達していません。異物の侵入を防いだりたんぱく質を分解したりする力が弱いので、アレルギーを引き起こしやすいのです。特に牛乳はたんぱく質の分子量が大きいので赤ちゃんには上手に分解できずアレルギーを引き起こす可能性が高いです(※2)。家族の中に牛乳アレルギーを持つ人がいたら、一層注意が必要ですよ。

一般的には、加熱した牛乳は生後7~8ヶ月から、そのままなら1歳以降に飲ませると良いと言われています(※1)。しかし、赤ちゃんの成長には大きな個人差があります。これまでの離乳食の進み具合やその日の赤ちゃんの体調などを考慮して判断することが大切です。

(赤ちゃんが牛乳を飲める時期については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんが牛乳を飲めるのはいつから?乳児はNG?飲ませ方の注意点も!

離乳食に牛乳を使う時の進め方・量は?

どのように進めれば、赤ちゃんが牛乳でアレルギーを起こしにくいのでしょうか? 以下から、離乳食に牛乳を使う場合の進め方や量を、離乳食初期・離乳食中期・離乳食後期の時期別に分けて紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

離乳食初期(生後5~6ヶ月)

離乳食初期の赤ちゃんには、離乳食に牛乳を取り入れる前にヨーグルトをあげてみましょう。ヨーグルトは牛乳よりもたんぱく質の分子が小さいので、赤ちゃんの身体を徐々に乳製品に慣れさせることができますよ。

加糖のヨーグルトは赤ちゃんにとって甘みが強すぎます。離乳食初期の赤ちゃんにヨーグルトをあげる時は砂糖が入っていないタイプを選んでくださいね。

(離乳食のヨーグルトの進め方については以下の記事も参考にしてみてください)

離乳食のヨーグルトの進め方のコツや量、効果は?いつから?体験談あり

離乳食中期~後期(生後7~11ヶ月)

離乳食中期になれば、赤ちゃんの体調や離乳食の進み方次第で牛乳を使用できます。ただし、離乳食中期から後期の赤ちゃんに牛乳をあげる時は、必ず加熱するようにしましょう。

ほかの食材にも言えることですが、初めて牛乳をあげる時は少量ずつ、平日の午前中に飲ませるようにしてくださいね。少量をあげてみて赤ちゃんにアレルギー反応や消化不良の症状が出なければ、チーズなど牛乳以外の乳製品を食べさせてみたり、量を増やしてみたりしましょう。

離乳食完了期(生後12ヶ月~)

離乳食中期・後期を終え乳製品に対するアレルギーがなさそうなら、加熱していない牛乳を飲ませることができます。1歳を過ぎ、加熱していない牛乳を飲ませる時は最初の数回は人肌くらいまで温めた牛乳を少量だけ飲ませましょう。その次は室温の牛乳、その次に冷蔵庫から出した冷たい牛乳をあげてくださいね。

そのほかの離乳食の食材と同様に、少しずつ段階を踏むことが大切ですよ。

離乳食に使っていい牛乳の種類

スーパーの売り場をよく見ると、無調整牛乳や低脂肪乳などいくつか種類があります。離乳食に使って良い牛乳の種類、使用できない牛乳の種類はあるのでしょうか? 以下から詳しく見ていきましょう。

(コストコの牛乳の種類については以下の記事も参考にしてみてください)

コストコの牛乳おすすめ5選!価格・味・量・産地など徹底比較!

生乳100%の牛乳

「離乳食期の赤ちゃんに、なるべく自然そのままの食品を食べさせてあげたい」と考えているママには、生乳100%の無調整牛乳がおすすめです。成分を調整している商品の中には、製造の途中で添加物や材料を加えているものがあるからです。

もちろん、生乳100%の牛乳でなくても問題なく離乳食に使用できます。ただし、開封してから日が経つと雑菌が繁殖する可能性がありますのでなるべく早めに飲み切りましょう。