2歳児の言葉が遅い…!発達の目安は?しゃべらない場合の対処法も!

【医師監修】この記事では、2歳児の言葉の発達に不安を感じていたママの体験談をはじめ、2歳児の言葉の発達の目安、言葉が遅れてしまう原因やその対処法などを紹介していきます。自分の子の言葉の遅れに不安を感じている方や、原因・対処法を知りたい方などはぜひ参考にしてみてください。

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Contents
目次
  1. 2歳児の言葉の発達に不安を感じた【ママの体験談】
  2. 2歳児の言葉の発達目安は?
  3. 2歳児の言葉が遅れてしまう原因は?発達障害?
  4. 2歳児の言葉の発達が遅い場合の対処法は?
  5. 2歳児の言葉の発達は個人差が大きい!

言葉を発するには唇や舌など、口を使います。その口の中に何か障害があると、赤ちゃんの言葉が出ない原因にもなりかねません。舌足らずでうまく言葉を発音できないのもこれが原因です。舌の使い方については練習すればできるようになるので、長い目で見守ってあげましょう。

喋る気がない

かわいい赤ちゃんとのコミュニケーションには言葉だけではなく仕草や表情も含まれます。誰しも、自分が言葉を発さなくても相手が意志を汲み取ってその通りに行動してくれるといった経験があるはずです。そうなると「喋らなくても伝わるなら喋らなくていいや」と思いませんか?もしかすると、赤ちゃんもその状況になっているのかもしれません。

2歳児の言葉の発達が遅い場合の対処法は?

2歳児の言葉の発達が遅い原因についてわかっても、どう対応すればいいかわからないという方のために、対処方法についても紹介します。赤ちゃんの言葉の発達が遅い原因は個人によって異なりますので、焦らずゆっくりと対処方法を試してみましょう。

(2歳9~11ヶ月の発育目安については以下の記事も参考にしてみてください)

2歳9〜11ヶ月の子供の成長は?体重・身長・言葉の発達は?イヤイヤ期の悩みなどを解決!

コミュニケーション量を増やす

これは赤ちゃんに対する会話のコミュニケーションも大事ですが、家庭内での会話コミュニケーションも増やすようにしましょう。日中は赤ちゃんとママしかいないのであれば、ママはたくさん赤ちゃんへ話しかけることを心がけ、パパが帰ってきたらパパも含めてみんなで会話をしましょう。そうすることで単語を覚えやすくなります。

ゆっくり話す

赤ちゃんに言葉を理解してもらうためにも、単語をしっかりと発音してゆっくり話すことを心がけましょう。話すのが早すぎると赤ちゃんは言葉を聞き取れません。聞き取りやすくするためにも、赤ちゃんへ話しかける時はとにかくゆっくり話すことを心がけましょう。絵本などを読んであげる時も同じように読んでみてくださいね。

動作をしながら話す

ご飯の時には「ご飯」「食べようね」など、動作と一致する言葉を赤ちゃんに投げかけましょう。こうすることで、動作に対する言葉の意味を覚えるようになります。また、長文だと赤ちゃんは理解できません。できれば2文以内の短い文章にしましょう。

渡邉恵里

小児科医

共同注視と言って、子どもが指差しした物を一緒に見つめる事は言語発達において、とても大切な事です。子どもが指差す物を「赤い車が来たね」「これは冷蔵庫」など、言葉を添えるようにしましょう。日常生活の中で言葉掛けを増やす事が言葉の発達を促す第一歩です。

同年代の赤ちゃんとふれあいの場を作る

同年代の赤ちゃんと触れ合うことで成長が早くなることもあります。近所の公園や地域の子育て支援センターなどに行ってみましょう。同年代の赤ちゃんやそのママたちが集まっているところに参加して、赤ちゃん同士のコミュニケーションを取らせてみましょう。

いろんなところへ行って体験する

いつも行く近所の公園に行く時でも、行くルートを変えてみたり動物園や水族館に行ってみたりするだけでも、赤ちゃんには大きな刺激となります。いつもと違うことをすることで、いい刺激を受けて話し出した子も実際にいるので、そういった刺激を与えてあげるのも1つの方法ではないでしょうか。

渡邉恵里

小児科医

子どもによっては刺激を苦痛や不安に感じる場合もあるので、その子に合う方法を取捨選択して下さいね。

子供の興味に関心を持つ