1歳半が話せる言葉の平均は?発語が少ない・遅い子供への解決法を紹介!

【医師監修】1歳半の子供が話せる言葉の平均は?1歳半で話せる言葉の平均をはじめ、1歳半で言葉の発語が遅い原因や、言葉が遅れているかを判断するチェックポイントも紹介!1歳半の子供の言葉が少ない・遅い時の解決方法のほか、1歳半で言葉の遅れを指摘されたママの体験談も紹介します。

専門家監修 | 小児科医 渡邉恵里
平成19年卒、小児科医。現在は、精神科クリニックで子どもの発達や心の問題に取り組んでいます。
平成19年卒、小児科医。現在は、精神科クリニックで子どもの発達や心の問題に取り組んでいます。

目次

  1. 1歳半で話せる言葉の平均は?
  2. 1歳半で言葉の発語が遅い原因って?
  3. 1歳半で言葉が遅れていると判断するチェックポイントは?
  4. 1歳半の子供の発語が少ない・遅い場合の解決方法
  5. 1歳半健診で言葉の遅れを指摘された【ママの体験談】
  6. 1歳半の子供の成長は個人差が大きい!

1歳半で話せる言葉の平均は?

子供の成長には個人差があります。しかし、親にとっては、発達や成長の目安は気になりますよね。1歳半健診を迎える時期の子供は、平均でどのくらい言葉を話すものなのでしょうか。

平均は3~10語

1歳半の赤ちゃんが発語する言葉の平均は、3~10語ほどです。赤ちゃんは1歳前後になると「ママ」「パパ」「わんわん」「ブーブー」といった意味のわかる単語を話すようになります。初めは言葉が聞き取りづらいこともありますが、身体が発達することにより徐々にはっきりと単語を発音できるようになりますよ。

また、言葉を覚えるのが早い子供は、1歳半で2つの単語を組み合わせた2語文を話すこともあります。

1歳半健診を迎える子供の8割~9割が3語の言葉を話すと言われています(※1)。そのため、1歳半健診では、3語以上の言葉を話すことができるかどうか確認されるのです。

(1歳6ヶ月の発育目安については以下の記事も参考にしてみてください)

1歳6ヶ月の発育目安や育児の注意点!言葉が遅いと発達障害?体験談も

3語以下は少ない?

相対的に考えると、1歳半の子供が話す言葉の数が3語以下である場合少ないと言えるでしょう。しかし、少ないからといって問題があるわけではありません。あくまで、3語以上覚えている子供が多いことから、目安として1歳半で3語の言葉をチェックされるのです。2割ほどの子供は3語話すことはできませんよ。

2割と聞くと少なく感じるかもしれませんが、子供の全体数を考えると珍しいほどの割合ではないのです。そのうちのおよそ半数は、1歳半で1語も話さないと言われています。子供の成長の個人差は本当に大きいものです。初めの発語が遅くとも、急に成長を見せる子供もいます。発語のタイミング、言葉を覚える速度はさまざまですよ。

また、1歳半健診の基準は50年以上前から変わっていません。子供に関する研究も進んでいますし、時代の変化や家庭環境の違いもあるため、健診の基準だけに捉われないようにしましょう。不安なことは健診で相談してみてくださいね。

1歳半健診での言葉の数え方

家では話せると思っていた言葉も、1歳半健診の場では、話せる単語として数えられない場合があります。1歳半健診でカウントされる言葉の数え方には決まりがあるのです。

まず、1歳半健診では、物の名詞のみをカウントします。返事などはカウントしません。また、赤ちゃんとママにとっては伝わる「あー」や「マー」などの喃語も数には入りません。ただ「わんわん」「ぶーぶー」「まんま」といった言葉は数えます。正式名称である必要はありませんよ。

また1歳半健診では、車と電車、ママとパパの名前を呼ぶときに混合しているものは数から除外されます。しかし、あくまで1歳半健診でカウントされないだけで、言葉の覚え方としては問題ありません。否定しないようにしましょう。

渡邉恵里

小児科医

1歳半健診での言葉数のチェックは、3-5語と自治体によって異なります。健診で問題なしと言われても、言葉を促す環境が整っていないとその後の伸び悩みがみられることはありますし、逆にこの時点で言葉の成長がゆっくりだったけれどその後急成長するケースも多いです。健診は子育て環境を振り返るきっかけと捉え、保健師さんの話を参考にその子の発達を見直されるとよいのではないでしょうか。

(1歳~2歳までに話す言葉の内容については以下の記事も参考にしてみてください)

1歳〜1歳半、2歳までで話せる言葉と内容は?ママ達の体験談多数

1歳半で言葉の発語が遅い原因って?

言葉の発語が周囲と比べて遅いと不安になりますよね。発語が遅い原因としてはどのようなものがあるのか、紹介していきます。

言葉の理解に時間がかかる

言葉の理解に時間がかかる子供は、自然と言葉の発語も遅くなります。子供は、言葉を発する前にまず言葉の内容を理解します。そのため、理解の段階で時間がかかると、言葉を発するのにも時間がかかるのです。

言葉の理解には個人差がありますが、理解力に障害がある場合もあります。親が言った言葉に対して理解し反応しているかどうか、さまざまな呼びかけをしてみましょう。呼びかけに答える様であれば、理解はしています。焦らず成長を待ちましょう。

言葉を聞く機会が少ない

言葉を聞く機会が少ないことは、発語が遅い原因となります。赤ちゃんは身近な言葉から意味を理解し、覚えていきます。そのため、言葉を聞く機会が多いほど発語も早く、発語する単語も多いと言われているのです。

1歳半の子供が話す言葉は、昔より減ったともいわれています。その原因として考えられているのが核家族化です。近年では、核家族化が進み、家庭の人数が少ないですよね。そうなると、自然と普段から聞く言葉が少なくなるのです。これは時代の変化によるものなので決して悪いことではありません。

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