1歳半が話せる言葉の平均は?発語が少ない・遅い子供への解決法を紹介!

【医師監修】1歳半の子供が話せる言葉の平均は?1歳半で話せる言葉の平均をはじめ、1歳半で言葉の発語が遅い原因や、言葉が遅れているかを判断するチェックポイントも紹介!1歳半の子供の言葉が少ない・遅い時の解決方法のほか、1歳半で言葉の遅れを指摘されたママの体験談も紹介します。

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Contents
目次
  1. 1歳半で話せる言葉の平均は?
  2. 1歳半で言葉の発語が遅い原因って?
  3. 1歳半で言葉が遅れていると判断するチェックポイントは?
  4. 1歳半の子供の発語が少ない・遅い場合の解決方法
  5. 1歳半健診で言葉の遅れを指摘された【ママの体験談】
  6. 1歳半の子供の成長は個人差が大きい!

話そうとする機会が少ない

子供の話そうとする意志や機会がないことも、発語が遅れる原因となります。言葉を発するというのは、何かを相手に伝えるために行います。そのため、言葉にしなくても自分の意志が伝わっている場合や、性格的に自分の意思を強く主張しない子供は発語が遅れる可能性が高いのです。

子供の要望を察している場合には、子供に選択肢を与えて聞いてみるのもいいでしょう。人とのコミュニケーションにあまり興味を示さない場合も、言葉を発するのは遅くなります。しかしコミュニケーションに興味を持たないことは障害ではなく個性なので、成長するにつれて言葉を覚えていくでしょう。

耳に不調がある

言葉の発達が遅い時、原因が耳にあることもあります(※2)。耳が聞こえづらいせいで、言葉を覚えるのが遅れるケースがあるのです。左右どちらからの呼びかけにも反応するか試してみましょう。

生まれつきの場合もありますが、成長の過程で耳の聞こえが悪くなることもあります。耳の不調は判断が難しいので、違和感を感じることがあれば耳鼻科で相談しましょう。

1歳半で言葉が遅れていると判断するチェックポイントは?

言葉の遅れはどのように判断すればいいのでしょうか。以下のチェックポイントをクリアできるかどうか試してみましょう。

・ものの名前を聞いて絵を指さしできるか
・絵を指さされてものの名前が言えるか
・呼びかけに反応するか
・意味のはっきりした単語を話すか
・視線が合うか
・大人の話す言葉の内容を理解しているか

これらすべてができないからといって、必ずしも言葉の発達が遅れているというわけではありません。言葉の発達は個人差が大きいものです。しかし、目安としてチェックしてみましょう。できない項目があったときには、どの項目ができないのかによって、解決方法も見つけやすくなります。

(喃語や発語の時期については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんの喃語とは?いつから発語する?遅い時の原因・対処法も解説!

1歳半の子供の発語が少ない・遅い場合の解決方法

個人差の大きい言葉の発達ですが、やはり言葉を話せるようにサポートしたいですよね。発語が遅いと感じたときの解決方法や言葉の教え方を紹介します。

興味のあるものの話題を増やす

言葉を教えるときは、興味のある内容の話を増やしましょう。1歳半の赤ちゃんは好奇心旺盛な時期です。いろいろなことに興味が芽生え始めますが、興味の対象は人それぞれです。動物や乗り物など、興味のある内容についての話を増やし、それに関する単語を中心に話をしましょう。

好きな言葉やものは積極的に覚えますし、好きなものを覚えることができれば、成功体験となります。興味のある言葉を中心とした教え方は、言葉を覚えることの楽しさにもつながりますよ。

擬音語・擬態語を使って話す

擬音語や擬態語を会話の中に増やすのも効果的な教え方です。子供にとって擬音語や擬態語の響きはとても面白く、興味がわきやすいのです。子供は大人の会話から言葉を覚え真似をしますが、擬音語や擬態語のような面白い響きはより真似をしたくなるのです。

さらに、擬音語や擬態語は言葉を覚えはじめた子供にとっては、覚えやすく発音のしやすい響きをもっています。言葉を発する練習としても、擬音語や擬態語を多く含んだ教え方はぴったりですよ。

短い文で話す

まだ言葉をあまり発さない時期であれば、短い文での語り掛けを増やしましょう。言葉を早いペースで覚えさせたいからといって、色々な言葉や内容を詰め込んで話すことはおすすめできません。欲張らずに短い文にしておきましょう。2語や3語の文章を使ってみてください。

子供は親の話す言葉で単語を覚え、文章も身に着けますが、やはり難しいとなかなか覚えられません。子供に理解しやすい単語をなるべく短くまとめて伝えることは、子供にとっても内容が理解しやすく覚えやすいですよ。

赤ちゃんの言いたがっていることを言葉にする

赤ちゃんがまだ言葉を話せないときには、赤ちゃんの言いたがっている単語や内容ををはっきり言葉にしてあげましょう。「あー」といいながら犬を指さしていたら「わんわんがいるね」という風に、赤ちゃんの考えていることと単語の意味をつなげてあげる教え方をすると、赤ちゃんにとっても覚えやすいですよ。

子供の要求を先回りして叶えない