赤ちゃん・新生児の首は要注意!安全な抱き方やガクンとした時の影響も!
【医師監修】産まれたての赤ちゃんは首も不安定で、抱っこをするのも気を使いますよね。今回は、赤ちゃん・新生児の首すわりの時期や、確認する方法を【動画】で解説します。また、新生児の首に負担の少ない安全な抱き方や、首をガクンとさせてしまった場合の影響についてもお話します。
赤ちゃん・新生児の首すわりの時期は?
産まれたばかりの赤ちゃん・新生児の首はグラグラしていて、とても不安定です。首すわりとは、そんなグラグラした赤ちゃん・新生児の首がしっかりし、後頭部を支えなくても自力で支えることのできる状態をいいます。
早い子であれば、生後2ヶ月頃から少しずつ首を持ち上げようとします。そこから徐々に安定し、生後3~4ヶ月頃にはほとんどの赤ちゃんが首がすわるようになってくるでしょう(※1)。
しかし、首すわりは個人差もありますし、はっきりと今首がすわったと判断できるものでもありません。赤ちゃんが少しずつ首を支える力が強くなっていれば問題ありませんので、気長に見守ってあげましょう。
(生後1ヶ月半の赤ちゃんの成長については以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃん・新生児の首すわりを確認する方法!【動画あり】
赤ちゃんが一瞬だけ頭をまっすぐに支えているのを見て「首がすわった」と勘違いしてしまうことがありますが、これだけでは首すわりが完了したとは言えません。ここでは、赤ちゃん・新生児の首がしっかりとすわっているかを確認する方法を紹介していきます。ぜひ、実践してみてくださいね。
縦抱きにして傾けてみる
まず赤ちゃんを縦抱きにし、身体を少しずつ傾けてみます。その時に、赤ちゃんの頭も身体に一緒についてきていれば首すわりが完了していると判断することができます。まだ首がグラグラして不安定な状態であれば、赤ちゃんの首が後ろにガクンと倒れてしまうので、支えることができるように手を赤ちゃんの後頭部の後ろに構えておきましょう。
先輩ママ(妊活経験有)
(20代後半)
赤ちゃんが生後2ヶ月になった頃から、縦抱きした時に首を支え出したので、縦抱きをして首がすわったのかどうか何度も確認していました。3ヶ月健診の時には医師に首すわりができていると判断してもらえました。
少しの間頭を支えることができていても、まだ首がすわっているとは限りませんので縦抱きは慎重にしてくださいね。この方のように、首すわりの判断は健診時に医師に判断してもらうようにしましょう。
うつ伏せにしてみる
まず、赤ちゃんをマットなどの上にゆっくりとうつ伏せにします。もし首すわりが完了していれば、赤ちゃんは自分で頭を持ち上げます。少しでも頭を持ち上げることができているのであれば、首すわりまでもう少しだと判断できます。うつ伏せの状態で、おもちゃを使って練習してみてもいいでしょう。
先輩ママ(体外受精経験有)
(30代後半)
首すわりが待ち遠しくて、よくうつ伏せにして確認し、赤ちゃんの首が早くすわるように練習していました。もちろん赤ちゃんが泣いたり機嫌が悪くなった時には無理をさせないように。おもちゃを使ってうつ伏せにさせているとご機嫌でした。
首がすわったかどうか確認できるだけでなく、おもちゃを取り入れることで首すわりの練習にもなるでしょう。ただし、赤ちゃんの首に過度な負担がかからないようにしてあげてくださいね。
あおむけに寝かせて両腕を引っ張って起こす
まず、赤ちゃんをあおむけに寝かせます。そこから赤ちゃんの両腕を引っ張って体を起こしていき、その際に赤ちゃんの頭が一緒についてきていれば首すわりができていると判断できます。この方法を試す時は、勢いをつけたり、強く腕を引っ張らないようにゆっくりと優しく行ってくださいね。
赤ちゃん・新生児の首に負担の少ない安全な抱き方
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