赤ちゃん・新生児の首は要注意！安全な抱き方やガクンとした時の影響も！

揺さぶられっ子症候群とは、まだ首すわりがしっかりしていない赤ちゃんの頭を大きく揺さぶったり激しく動かしたことにより、硬膜下血腫やくも膜下出血、網膜出血を引き起こしてしまうことです。重度の場合、脳に影響を与えて言語障害などの後遺症が残ったり、最悪の場合は死に至ってしまうこともあります。

激しく赤ちゃんをあやした後に、何度も吐く、長時間泣き続ける、焦点が合わない、眠り続けている、痙攣を起こすなどの症状が見られた場合は速やかに病院を受診するようにしてくださいね。

揺さぶられっ子症候群の原因は、新生児やまだ首すわりしていない生後間もない赤ちゃんの頭を強く揺さぶったり動かすことにより、頭に強い衝撃が与えられて脳内で出血してしまうことです。

2歳を過ぎて身体がしっかりと成長している子どもであれば問題ありませんが、新生児や生後半年以内の赤ちゃんはまだ頭蓋骨内の隙間が多く、揺さぶられっ子症候群になるリスクが高いといえます。

脳に損傷を受けるため、言語障害や歩行障害など重篤な後遺症を残すことがあるので、新生児や生後半年以内の赤ちゃんの扱いには十分気をつける必要があります。

揺さぶられっ子症候群は、常識の範囲内のあやし方をしていればおこることはまずありません。しかし、新生児や小さい赤ちゃんをあやす時には十分注意して予防するようにしましょう。

赤ちゃんを長時間にわたって激しく揺さぶる、高い高いをして赤ちゃんの身体を投げ上げてキャッチすることを繰り返す、赤ちゃんの脇を両手で支えて急に高く抱き上げて降ろすことを繰り返す、などの行為はやめましょう。

ママやパパが赤ちゃんへの愛情表現でやっているこれらの行為が、揺さぶられっ子症候群を引き起こしてしまうことがあります。首すわりもしていない身体の未発達の赤ちゃんをあやす時は、慎重に行ってくださいね。

2歳くらいであれば、ある程度身体もしっかりしてきて多少激しく頭を動かしても影響はありませんが、生後半年の赤ちゃんはまだ注意が必要です。パパにもしっかり説明し、共有するようにしましょう。

（揺さぶられっ子症候群については以下の記事も参考にしてみてください）

新生児や赤ちゃんの首は、実は寝ている時も注意が必要です。まだ産まれて間もない赤ちゃんは、まっすぐ上を向いて眠ることができず、右か左を向いて寝ます。しかし、それをそのままにしておくと向き癖がついて頭の形が変形して絶壁になったり、首に負担がかかって熟睡することができません。

そんな時に役に立つのが、赤ちゃん用の首枕です。ここではおすすめの首枕を紹介していきます。

赤ちゃんの首を守るためのバンビノのベビー枕です。赤ちゃんの頭が絶壁になったり、向き癖を予防することができます。低反発クッションで無理のない姿勢で眠ることができ、赤ちゃんの首にも負担をかけません。肌触りの良いパイル地で洗濯もしやすく、洗い替えのための予備カバーもついています。

キュートでカラーバリエーション豊富なドーナツ型の枕です。枕についているマジックテープで高さを調節することができます。まだ柔らかい赤ちゃんの頭にまるみをもたせたり、向き癖防止するなど用途によって高さを調節します。簡単に選択することもできるので衛生的です。ひとつひとつ手作りで、安心の日本製です。