【動画】子供の浴衣の着付け方！兵児帯の簡単アレンジや、おはしょりなど専門用語の解説も！

子供の浴衣の着付けに作り帯を使用するママは、こちらの動画を参考にしてみてください。

帯は紐がついている方が上になります。帯の巻き終わりの部分を決め、その部分から帯を巻いていきましょう。2周巻いたら、紐を背中側で左右に交差させます。前にもってきたひもは左右どちらかで結びましょう。ひもを帯の中に入れて隠したら、帯がずれないよう安全ピンで留めます。この時、安全ピンが表に見えないよう、帯の端を折って、裏から留めましょう。

帯を巻くことができたら、作り帯の結びの部分を腰ひもにさします。帯の部分だけにさすとグラグラと不安定になってしまうため、しっかりと腰ひもにさしましょう。結びの部分をさしたら、ひもを前で結んで完成です。ひもを結ぶだけで浴衣を着ることができるので、着付け初心者のママでも簡単に浴衣を着付けることができますよ。

浴衣の着付けに慣れているママは兵児帯や作り帯ではなく、半幅帯使用してみましょう。半幅帯の結び方についてはこちらの動画を参考にしてみてくださいね。

帯を半分の幅になるように折り、片方を子供の左肩にかけます。このとき、帯の先の位置は腰上げ（おはしょり）の部分を目安とすると良いでしょう。肩にかけた方とは逆の帯を腰に2周ほど巻いていき、巻き終わったら肩にかけた方とあわせて結びます。結び終わったら、短い方の帯を再び肩にかけておきましょう。

長い方の帯をたたんで、リボンの形をつくります。肩にかけた方の帯をリボン部分の上から下に通し、さらに腰の部分に通せば完成です。結び終わったら、リボンの形はしっかり整えましょう。大人用の浴衣の場合でも結び方は同様です。子供に着付けることができたら、ママも一緒に浴衣を着てみても良いですね。

（妊娠中のママの浴衣については以下の記事も参考にしてみてください）

浴衣の着付けをしたことがないママでも扱いやすい兵児帯ですが、さまざまなアレンジ方法があります。可愛い浴衣をさらに可愛くするための、兵児帯アレンジ方法をご紹介します。基本的な帯の結び方に慣れてきたママは挑戦してみましょう。

兵児帯を2本使って作る、お花アレンジの方法を紹介します。帯の片方を1/3ほど肩にかけ、もう片方を腰に2周巻き付けます。巻き終わったら肩にかけた帯と腰に巻いた方の帯を結びましょう。この時、ギュッと強めに結ぶのが着崩れを防止するポイントです。

もう1本の帯を1本目の帯に通して結びつけます。2本目を結びつけたら、1本目と一緒に蝶々結びをしましょう。帯のタレが4本できますが、2本はリボンの上に、もう2本はリボンの下に入れ込みます。輪っかをイメージして、ふんわり入れ込みましょう。このとき、色を互い違いに入れ込むと、とてもきれいに仕上がりますよ。最後に形を整えれば完成です。

見た目は複雑に見えますが、実際はとても簡単に結ぶことができるアレンジ方法です。着付け初心者のママでも簡単に結ぶことができるでしょう。

「お花のアレンジをしたいけれど、兵児帯が1本しかない」というママは、輪ゴムを使用すれば簡単にお花アレンジをすることができますよ。

帯を腰に巻き付け、結びます。このとき、片方（手先）は30cm程度としましょう。長い方のタレを少しずつ小さくなるようにたたんでいき、中心にタックを数回よせます。タックをよせ終わったら、中心部分を輪ゴムで結びます。タレの根元に隙間がないよう、しっかりと締めるのがポイントです。

タレを持ち上げ、手先を左から右へ持っていきます。手先を上から下に通し、羽根（たたんだ部分）を広げます。最後に手先を腰ひもに通せば完成です。丸い形になるよう整えてあげると、より可愛らしい仕上がりになりますよ。「簡単にできる、凝った結び方がしてみたい」というママにおすすめのアレンジです。

リボン結びを応用してみたいというママは、ダブルリボンアレンジに挑戦してみましょう。

腰に帯を巻き付け、結びます。長い方の帯を輪にしてリボンを作りましょう。リボンの中心部分は輪ゴムで縛ります。短い方の帯をリボンの上から下に通し、輪っかを作ります。輪っかを作ったら、長い方の帯を2つに折り、作った輪に通しましょう。帯の先は折り返し、同様に輪に通します。最後にリボンの形を整えて完成です。

2段になったリボンがとても可愛いアレンジです。このアレンジをしてあげたら、子供もきっと喜んでくれるでしょう。