【医師監修】赤ちゃんの虫刺されで受診すべき症状は?腫れ・かゆみを止める薬のおすすめも紹介!
【医師監修】赤ちゃんが虫に刺された際にはどのようにしたらいいか迷いますよね。赤ちゃんが刺されやすい虫の種類や、受診すべき症状の目安、何科に行くかなど、赤ちゃんの虫刺されについて解説します。虫刺されで病院を受診する前の注意点や、腫れ・かゆみを止めるおすすめの薬も紹介!
赤ちゃんが刺されやすい虫の種類は?
赤ちゃんは、大人に比べると体温も高く、虫に刺されやすいと言われています(※1)。また、赤ちゃんのうちは自分で虫を認識できず、虫を遠ざけるなど自ら対策をすることができないので、大人が気を配る必要がありますよね。
赤ちゃんが刺されやすい虫の種類としては、蚊・イエダニ・マダニ・ブヨ・ムカデ・ハチなどが挙げられます。赤ちゃんが刺されやすい虫は家の中でも外でも生息していることが分かるでしょう。事前に種類を把握しておくだけでも、対策が立てやすくなりますよ。
(赤ちゃんのおむつかぶれについては以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃんの虫刺されで腫れ・かゆみなど受診すべき症状の目安は?
赤ちゃんは、自分で肌のかゆみや痛みを伝えることが難しいですよね。どの程度の症状がでた場合に病院を受診して治療してもらうべきなのか不安なママやパパも多いです。赤ちゃんの虫刺されで、病院を受診する目安を覚えておきましょう(※1)。
肌をかきむしり続ける
肌をかきむしり続けるということは、それだけかゆみに対して赤ちゃんや子供が我慢できなくなっているということです。かゆみの程度を口に出して伝えることは難しいですが、ずっと肌をかき続けているということは、それだけかゆみがひどくなっている恐れがあります。
虫刺されの箇所はかき続けると傷ができる可能性もあるので、病院を受診し、薬を処方してもらいましょう。
痛みが続く
虫刺されの箇所について、痛みがひどい場合は病院を受診してみましょう。ひどい痛みを訴えたり何日も痛みが続いたりするようであれば、病院を受診したほうがいいでしょう。
赤ちゃんの場合は、痛みの程度を自分で伝えることができないので、様子を見る必要があります。虫刺されの箇所を気にしていたり、いつもと異なる泣き方が続くときには病院にいってみましょう。
傷ができる
虫刺されのあとが傷になることがあります。子供のうちはかゆみを我慢できず、かきむしりすぎて傷になってしまうこともありますよね。傷からはばい菌がはいり、症状が悪化することもあります。傷ができたのであれば、病院に相談したり、薬を処方してもらいましょう。
市販薬の効果がない
赤ちゃんが使用できる市販薬を使って数日たっても効果がない場合は、薬が合ってない可能性も考えられます。「使用しても症状が改善しない場合は医師に相談を」という記載が薬の箱に書かれていますので、記載されている日数を目安に病院の受診を考えましょう。
意識を失う
虫刺されの影響で、呼吸困難や意識を失うほどの症状がでることもあります。赤ちゃんは大人に比べると免疫力も低いので、重篤な症状がみられる際にはすぐに病院を受診し、治療を受けましょう。(※2)
赤ちゃんの虫刺されで受診するのは何科?
かゆみや腫れなど、緊急性を感じない肌のトラブルの場合には、皮膚科を受診し、呼吸困難などの重度の症状が出ている場合には、内科・小児科を受診しましょう。
赤ちゃんの虫刺されで病院を受診する際には、何科に行くべきか迷う人も多いですよね。事前に何科か知っておけば、受診しやすくなります。それでも、何科か判断に迷ってしまうという時には、かかりつけの病院や小児科で相談してみましょう。
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