赤ちゃんのおむつかぶれの治し方・原因は?かぶれやすいのは何故?
【医師監修】新生児や赤ちゃんのおむつかぶれに悩むママは多いですよね。おむつかぶれは意外なところにも原因があり、また男の子と女の子で違うこともあります。今回は、新生児や赤ちゃんのおむつかぶれの予防法から、なった場合の対策などについてご紹介します。
新生児のおむつかぶれってどんな症状?
新生児や赤ちゃんのおむつかぶれは「おむつ皮膚炎」とも呼ばれます。症状はさまざまで、じんましんや湿疹のようなものが現れることもあれば、赤くなるだけで済む場合もあります(※1)。おむつかぶれと間違えやすいのが「カンジダ皮膚炎」「あせも」です。違いを見極めるには、おむつに触れているかを確認することが重要になります。
新生児の肌はとてもデリケート
新生児や赤ちゃんの肌はもちもちで、すべすべしていますよね。特に新生児の皮膚は柔らかくて薄いので、大切に守ってあげてください。おむつかぶれは男の子、女の子によって対処法、治療法が違ってくるので、こちらもご紹介します。
新生児や赤ちゃんの肌について
新生児や赤ちゃんは、皮下血管が見えるほど肌が薄く、張りがあってなめらかです。皮膚の機能は未熟で、新陳代謝も活発に行われます。角質層も大人よりも少ないため、とてもデリケートです。母性ホルモンにより、皮脂も盛んに分泌されます。大人の皮膚とは違い、刺激を受けやすいといえるでしょう。
男の子と女の子での違いってある?
ママにとって、男の子のおむつかぶれには悩むことが多いのではないでしょうか。男の子の性器部分には睾丸など皮膚の薄い部分が多いため、とてもデリケートです。男の子はおむつにおしっこをするとその汚れがおしりまで広がってしまいます。女の子より男の子のほうがおむつに肌が触れる部分が多いのです。
男の子の性器の部分は、ぬるま湯で洗い流してあげましょう。皮膚をできるだけ刺激しないようするのがポイントです。
おむつかぶれの対策は?
新生児、赤ちゃんのおむつかぶれが治らないと困ってしまいますよね。ここでは「治らない」というママの不安をを少しでも解消できるような対策をご紹介します。
おむつかぶれ対策【昔ながらの方法】
昔は布おむつがほとんどで、便利なおしりふきもありませんでした。おむつかぶれ対策はどうしていたのでしょうか?昔は治療法などがなく、脱脂綿を切ってホウ酸水に浸したものでおしりをふいていたようです。布おむつの清潔な部分でふくこともあったみたいですね。
おむつかぶれ対策【軽度の場合】
新生児のおむつかぶれが軽度の場合は、おしりを洗って清潔な手で薬を塗ってあげてください。おしりが赤くなっている程度であれば、市販薬で様子をみましょう。市販薬を塗れば予防にもなります。おしりの保湿対策をしっかりと行いましょう。おむつかぶれに適応した市販薬を一部ご紹介します。
●天然成分オーガニッククリーム「アロベビークリーム」
●佐藤製薬「ポリベビー」
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