離乳食をあげる時間帯は?1回〜3回食での理想は?ずれる際の対処法も!

離乳食をあげる理想の時間帯を「1回食」「2回食」「3回食」の時期別に紹介します。離乳食の時間がずれる際の対処法や、外出時の離乳食の時間・持ち運び方なども紹介していきますので、離乳食をあげる時間に関して悩んでいるママはぜひ参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 離乳食をあげる理想の時間帯・タイミングは?
  2. 離乳食の時間帯がずれる時の対処法は?
  3. 外食時の離乳食は手作りするべき?時間は?
  4. 離乳食の時間帯、どうしてた?【ママの体験談】
  5. 離乳食の時間帯は、考えすぎないで!

保育園に通い始めると、疲れや生活リズムの変化が原因で離乳食の時間がずれることもあるでしょう。離乳食の時間がずれると、赤ちゃんが夜離乳食を食べずに寝たり、朝すぐに離乳食を食べたがらなかったりするケースもあります。そういった時は無理に食べさせなくても大丈夫です。

離乳食中期に入り2回食になってからは、保育園で1回、家で1回以上離乳食を食べることになります。朝家で離乳食を食べる場合は少し早めに起こして、ご飯の時間をゆっくりとってみると良いでしょう。

夜に離乳食を食べさせるのであれば、赤ちゃんが疲れて寝る前にご飯を食べさせられるよう、しっかり下ごしらえしておくことをおすすめしますよ。

授乳やミルクとの間隔は?

離乳食を食べ始めたとはいえ、1回食の頃はまだ80%~90%の栄養を母乳からとっています。離乳食を始めても授乳の間隔は4時間以上開けるなどして、今までの授乳のスケジュールを大きく変えないようにしましょう。

母乳やミルクを飲んでも飲み足りないという赤ちゃんには、抱っこをして気を紛らわせたり、哺乳瓶の乳首をしっかり吸わないと出ないものに交換したりすることをおすすめします。ミルク育児の場合は、メーカーが決めているミルクの規定量を超えないように上手に調整してあげてくださいね。

保育園の離乳食を十分に食べられない時の対処法

保育園での食事は栄養士さんが考えていることが多いので、栄養面では問題ありません。しかし、離乳食を作る人数が多いと1人1人の発達に合わせてご飯を作ることが難しくなります。離乳食が赤ちゃんにとって食べにくい可能性もあるでしょう。

赤ちゃんが保育園の離乳食を十分に食べられない際は保育園と相談をしながら園の調理法を家庭でも実践し、保育園の離乳食を食べられるように練習してみてくださいね。

離乳食を始めるのは朝一が良いって本当?

離乳食をスタートする頃など、初めての食材を口に入れるのは平日の朝が良いといわれています。

離乳食を食べている時にトラブルが起こっても、すぐに病院に行くことができるからです。そうは言っても、必ず時間を守ることは難しいですね。夜に初めての食材を食べさせることもあるでしょう。万が一の時のために、夜間に診療できる病院を探しておくと安心ですよ。

お風呂と離乳食の時間配分は?

離乳食の後にお風呂に入る際は、ご飯とお風呂の間を30分以上空けましょう。ご飯を食べた後すぐにお風呂に入ると消化不良になり、離乳食を吐き戻してしまう可能性がありますよ。

ただ、離乳食を食べている時に服や体が汚れ、早くお風呂に入れたくなる場合もあるでしょう。そういった場合は長風呂を避け、サッとシャワーで済ませるようにしてくださいね。

離乳食を食べるのに時間がかかる時の対処法は?

用意した離乳食は、なるべく全部食べてほしいですね。しかし、赤ちゃんの集中力は10分程度しか続きません。離乳食を嫌がったり食べている途中で遊び始めたりしてしまった時は、一旦ご飯を終了しましょう。

「食事は20分まで」とママの方でルールを作っておき、決めた時間の中で食べ終わらなかった時はご飯を片付けてしまっても良いですね。

夜何時までに離乳食をあげるべき?

消化にかかる時間は通常2時間程だといわれているので、夜は19時までに離乳食をあげるようにしましょう。19時までに食べて21時までに寝る、という生活をさせると、赤ちゃんの生活リズムを整えやすいですよ。

離乳食を食べてくれない時はどうするべき?

赤ちゃんが離乳食を食べたがらない理由は、月齢によって多少変わります。離乳食初期には初めてのものを食べることに対する拒絶反応を見せることが多いですが、離乳食中期になると離乳食の形状や固さ、苦みなどが合わずに拒絶してしまうことが多いでしょう。

離乳食後期になると食事自体が嫌なわけではなく、自分で食べたい気持ちが強いために、ママがくれる離乳食を拒否してしまうこともあります。自分で食べたいと考えている赤ちゃんには、好きなようにご飯を食べさせてあげてくださいね。

離乳食を食べてくれない時、全部の期間に共通する対処法は、食事の時間を楽しいものにすることです。「離乳食を早く食べてほしい」とママがイライラしてしまうと、赤ちゃんはその雰囲気を感じてご飯を食べることを嫌がってしまいますよ。そのほか、食事までにお腹がすくように調整したり、食べる場所を変えて気分転換したりしてあげるのも良いですね。

外食時の離乳食は手作りするべき?時間は?

赤ちゃんに離乳食をあげる時のおおよその目安があるものの、外出などの予定があると決まった時間にご飯をあげられないこともあるでしょう。

そういった時は離乳食を食べさせるスケジュールにあまり神経質になりすぎないようにしましょう。レトルトのものを利用したり、離乳食を提供している飲食店に行ったりするなど、ママの負担にならないように臨機応変に対応することが重要です。外出の機会が多いママは、普段の離乳食のスケジュールを見直してみても良いですね。

手作りの離乳食は傷みやすいので、外出先に持っていく時には注意が必要です。暑い時期はもちろんですが、気温が低い時期でも長時間外出する場合は市販のベビーフードを利用するとより安心できるでしょう。外出先に離乳食をもっていく際は、スプーンやお手拭き、タオルや着替えなども用意しておいてくださいね。

(外出時の離乳食については以下の記事も参考にしてみてください)

離乳食は外出時どうする?持ち運びの季節別の工夫&注意点や便利なグッズも紹介!

持ち運び方