赤ちゃん用ミルクの温度調節!冷たいと危険?調乳の際の注意点を解説!

【医師監修】赤ちゃんのミルクを調乳する際の温度調整のやり方を紹介します。また、赤ちゃんにとって冷たいミルクの危険性や、冷たくなったミルクの適切な温め方についても紹介しますので、赤ちゃんのミルクの温度に悩んでいるママはぜひ参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃん用ミルクの温度は人肌くらいがおすすめ?
  2. 赤ちゃん用ミルクの適温は?冷たいと危険?
  3. 赤ちゃん用ミルクを調乳する際の温度の測り方
  4. 冷たくなった赤ちゃんのミルクはどうする?
  5. 赤ちゃん用ミルクの温度調整について知っておこう!

自分の手を使う

一番簡単なのは、ママ自身の手を使ってミルクの温度を測る方法です。調乳したミルクを手に1滴たらすだけなので、とても簡単ですよ。

ミルクをたらした時に「熱い」「冷たい」と感じたら再度温度を調整しましょう。なお、ミルクの温度を測る時は、手首の内側など皮膚が薄く感覚が鋭い場所を選んでくださいね。

男児のママ

40代前半

「ミルク作って!」と旦那に頼んだら、できたミルクの温度確認をするために哺乳瓶に指を入れていて、思わず絶叫しました。信じられません。

ミルクに指を入れて温度を確認すると雑菌が入ります。普段ミルクを作らない人はそういった細かな知識がない可能性もありますね。ミルクを作り慣れない人に調乳をお願いする時は、温度計を渡しておくと安心です。

調理用温度計

普段料理をする時に、調理用温度計を使用している人もいますね。家に調理用温度計があるなら、調乳の際に利用すると良いでしょう。温度計を使用すれば、より正確に温度を把握できるのが嬉しいですね。調理用温度計は100円ショップでも購入できますよ。

赤外線温度計

赤外線温度計は、ミルクに直接触れずに温度を測れる温度計です。調理用温度計は安価で手に入りやすいのですが、ミルクに直接浸ける必要があるので、衛生面に少し心配が残りますね。赤外線温度計なら哺乳瓶に近づけて数秒待つだけで計測できます。

忙しいママや、ミルクを作りないパパでも簡単に使えるのが大きなメリットです。安いものだと、3,000円程度で購入できますので、ミルクの温度管理に悩んでいるママはぜひチェックしてみてくださいね。

(赤ちゃんのミルクの作り方については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんのミルクは水道水でOK?煮沸・湯冷ましなど作り方のコツも紹介!

冷たくなった赤ちゃんのミルクはどうする?

ミルクを作っても、赤ちゃんが最後まで飲み切れないことがあります。特にたくさん残った時は、捨てるのがもったいないですね。残ったミルクは絶対に捨てるべきなのでしょうか? 以下からミルクが残って冷たくなった時の対処方法を見ていきましょう。

作ってから2時間を超えたものは捨てる

作ってから2時間以上経過したミルクは捨てましょう(※1)。2時間以上経過すると、ミルクの温度が下がり雑菌が繁殖しやすくなるからです。

2時間以上放置されたミルクに必ず雑菌が繁殖するわけではありません。しかし、万が一雑菌や細菌が赤ちゃんの体に入ると感染症などにかかる可能性があります。必ず捨ててくださいね。

1度でも口をつけたものは捨てる

作ってから2時間以内のミルクでも、赤ちゃんが1度口をつけていたら捨てましょう。1度でも口を付けると雑菌が繁殖している可能性が高いからです。

冷えすぎているものも捨てる

作ってから2時間以内で赤ちゃんが口を付けていないミルクでも、手の内側など皮膚の薄い場所で触った時、明らかに冷たい場合はミルクを捨てましょう。もったいないですが、赤ちゃんの体を冷やさないように配慮してくださいね。

湯せんで温める

ミルクを湯せんで温め直せば、ミルクを破棄せずに済みます。ミルクの量が少なければ、お湯をはった大きめのボウルに哺乳瓶を入れておくだけで湯せんできますよ。ミルクの残量が多い場合はお湯を沸かした鍋にミルクを入れましょう。

ミルクを湯せんする時は、ミルクが均等に温まるよう、ミルクをクルクル混ぜてくださいね。

また、ミルクは温めすぎないように気を付けましょう。加熱をしすぎると、逆に細菌が繁殖する可能性がありますよ。適温になったらサッと取り出し、赤ちゃんに飲ませましょう。湯せんした後の温度確認も忘れないでくださいね。