立つのが早い赤ちゃんの特徴は?良くないこと?早く立った場合の注意点も

立つことができるようになると親としては嬉しいものですが、立つことができる時期がほかの赤ちゃんより早い場合も遅い場合でも不安になりがちです。赤ちゃんが立つ平均的な時期をはじめ、立つのが早い赤ちゃんの特徴や、赤ちゃんが早く立った時に注意したい事を紹介します。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんが立つ平均的な時期は?前兆はある?
  2. 立つのが早い赤ちゃんの特徴は?
  3. 早く立った赤ちゃんのつかまり立ち〜歩き始めでの注意点
  4. 立つのが早い赤ちゃんはしっかり見守ろう!

好奇心が強い

赤ちゃんの性格も早く立つ特徴のひとつにあげられるでしょう。強い好奇心を持つ性格の赤ちゃんは早く立つ傾向にあります。赤ちゃんは日々成長し、耳や視覚などが発達していきます。発達した五感からさまざまな影響を受け「これは何だろう」と興味を持ち、その好奇心を満たすために早い月齢から立つ傾向にあるのです。

泣くことでコミュニケーションをとる赤ちゃんの時代に、性格を把握するのは難しいかもしれません。しかし、赤ちゃんをしっかり観察すると、見えてくるものがあることでしょう。

運動機能の発達が早い

運動機能、特に足の運動機能の発達が早い赤ちゃんは、立つのも早い傾向にあります。立つためには、足に筋肉が付き、体を支える筋力が必要です。そのためには筋力がしっかりつく必要があるためです。運動機能の発達には個人差がありますが、よく手足を動かしたり、ハイハイをする赤ちゃんはいつの間にか立つようになるでしょう。

ママがたくさん赤ちゃんに声をかけている

赤ちゃんの成長に個人差はありますが、ママが赤ちゃんにたくさん話しかけていると立つのが早い傾向にあります。足の筋力の発達も必要ですが、赤ちゃんが刺激を受けることも大切なのです。赤ちゃんに話しかけることで五感を刺激し、赤ちゃんの好奇心は刺激されます。「ママのところへ行きたい」「楽しそう」という気持ちが生まれ、早く立つようになります。

反対に、赤ちゃんに声をかけないなど、刺激を受けにく環境で育つと、赤ちゃんがひとりで立って歩く発達が遅い傾向にあると言われています。

上の子供も早く立った

赤ちゃんの成長は遺伝に大きく左右をされます。二人目の子供の場合、上の子供が立つのが早いと、二人目も立つのが早い傾向にあります。遺伝が関係すると、パパやママが赤ちゃんの時、早く立った場合も、赤ちゃんが立つのが早いでしょう。しかし、個人差があるため、上の子は早かったのに、二人目は立つのが遅いケースもあります。

早く立った赤ちゃんのつかまり立ち〜歩き始めでの注意点

赤ちゃんが立つ姿を見れるのはママとしては成長を感じ、嬉しいものです。しかし、平均より赤ちゃんが早く立つことができるようになった場合、注意しなければならないことがあります。つかまり立ちの時期や歩き始めの時期に気を付けたい注意点をあげています。参考にしてくださいね。

つかまり立ちができたら転ばない対策を

主婦

(30代)

ハイハイをあまりせず、つかまり立ちができるようになりました。7ヶ月です。周囲に言うとやっぱり早いみたいですね。立つのが早いとテーブルの上の物を触るようになったので、成長は嬉しいけど気を付けることが増えました(汗)

つかまり立ちを始めたら、転ばないように注意することが大切です。立つのが早い赤ちゃんは平均より立つ力はありますが、筋肉や筋力は発達はまだ未熟です。頭の比重が重く、足腰も不安定で、筋力も十分についてるとは言えません。そのため、バランスがとりにくく、すぐに転んでしまう恐れがあります。

完全に転ばないようにすることは不可能ですが、多少転んでもケガをしにくい安全な環境を作ることが大切です。不要なものは極力置かないようにし、赤ちゃんがつかまり立ちして倒れる危険のあるゴミ箱などは取り除いたほうがいいでしょう。

また、段差のある階段や玄関へは近づけないようにさせること、滑りやすい物は床から取り除くことも必要です。つかまり立ちをする時期は目が離しにくくなるため、ちょっと用事をして目を離さなければならないときは、歩行器を使うと便利でしょう。

(歩行器については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんに歩行器はいつから?必要性や注意点は?!おすすめ10選も

ひとり立ちができたらサポートしよう

つかまり立ちをしていたのが、両手を離してひとりで立てるようになると、バランスを崩して転ぶことが増えてきます。まだ、立った後に転ばないようにバランスを取って座ることができない赤ちゃんもいることでしょう。立った後しりもちをつき、動けなくなる赤ちゃんも多くいます。

ひとり立ちを始めた頃は、転んだりバランスを崩しても大丈夫なように、ママや周囲のサポートが必要になります。また、滑りやすいため靴下は履かせないなどの工夫も必要です。

歩き始めはケガや誤飲に注意しよう