離乳食を吐く原因は?危険な症状、赤ちゃんの嘔吐・吐き戻しの対処法と対策を紹介!
赤ちゃんが離乳食を吐くと、病院に行った方が良いのではないかと心配になりますよね。この記事では、赤ちゃんが離乳食を吐く原因や、正しい対処法・対策を解説します。また病院へ行く目安や病気の可能性、みんなの体験談も紹介します。
赤ちゃんが離乳食を吐く原因は?胃の形が関係している?
「生後5~6ヶ月に離乳食を始めた途端、赤ちゃんが吐いてしまった」というケースがよく見られます。赤ちゃんが突然吐いたら、病気なのではないかと戸惑ってしまうでしょう。
大体の場合は家で様子を見るだけで良いのですが、嘔吐の原因によっては病院に連れて行った方がよいこともあります。以下から赤ちゃんが離乳食を吐く原因を詳しく紹介します。
(吐き戻し防止枕については以下の記事も参考にしてみてください)
胃の形
赤ちゃんの胃の形は、大人と違います。大人の胃は簡単には食べたものが胃から逆流しないように、入り口がしっかり閉まっています。しかし、赤ちゃんの胃はとっくりのような形をしているので、ちょっとした体勢の変化で簡単に逆流してしまうのです。(※1)
赤ちゃんが母乳やミルクを吐き戻してしまうことを「溢乳(いつにゅう)」と言います。一気にたくさんの母乳を飲んだり、母乳と一緒に空気を飲んでしまったりすると、溢乳が起きるのです(※2)。
離乳食初期には、10倍粥など液体のような離乳食を食べさせますね。そのため、母乳やミルクと同様に吐き戻しやすいです。
(赤ちゃん・新生児がミルクや母乳を吐く原因や対処法については以下の記事も参考にしてみてください)
離乳食の量
量が多すぎることが原因で、赤ちゃんが離乳食を吐き戻すケースもあります。「赤ちゃんが欲しがるだけ離乳食をあげている」という場合は、離乳食の量を見直してみても良いでしょう。
離乳食の大きさ
離乳食は、初期はペースト状、中期はお豆腐くらい、後期はバナナくらいなど、赤ちゃんの発達に合わせて硬さや具材の大きさを調整する必要があります。発達に合っていない離乳食を出すと赤ちゃんが飲み込めず、吐き戻してしまう可能性があるのです。赤ちゃんが離乳食を吐く時は、噛めているか、飲みこめているかを確認しましょう。
咳
赤ちゃんの胃は発達途中なので、ちょっとした刺激で逆流します。風邪の時などに咳き込んだことが原因で、吐き出してしまうこともあるでしょう。
(赤ちゃんがむせて咳き込む原因については以下の記事も参考にしてみてください)
アレルギー
卵や乳製品など、特定の食べ物にアレルギーを持っている赤ちゃんもいます。
特定の食べ物を食べた時に離乳食を吐きだしているなら、アレルギーの可能性を考えて病院に行ってみましょう。(※3)。
体調不良
生後半年以降になると、ママからもらった免疫の効果が切れます。風邪やインフルエンザのほか、ウイルス性胃腸炎などの病気に感染することもあるでしょう(※4)。体調不良が原因で離乳食を吐きだすことは十分に考えられますよ。
ただし、体調不良の際は嘔吐以外に発熱などの症状があります。嘔吐のほかに異常が見られないか、赤ちゃんの様子をよく観察してあげてくださいね。
(赤ちゃんの風邪については以下の記事も参考にしてみてください)
腸重積などの消化管閉塞
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