赤ちゃんの利き手はいつ決まる?左利きは遺伝?矯正の必要性や見分け方についても紹介

赤ちゃんの利き手について、気になることはありませんか?赤ちゃんの利き手がいつ頃決まるのかという疑問をはじめ、赤ちゃんの利き手の見分け方などを解説していきます。赤ちゃんの指しゃぶりや遺伝と利き手の関係性や、利き手の矯正の必要性についても紹介します!

Contents
目次
  1. 赤ちゃんの利き手はいつ頃決まるの?
  2. 赤ちゃんの利き手の見分け方は?
  3. 赤ちゃんの指しゃぶりと利き手は関係ある?
  4. 赤ちゃんの左利きは遺伝なの?
  5. 赤ちゃんが左利きだったら矯正したほうがいい?
  6. 赤ちゃんの利き手は個性!

赤ちゃんの利き手はいつ頃決まるの?

赤ちゃんが手や指を頻繁に動かすようになるにつれ、利き手が左右どちらなのか気になってくるママやパパも多いのではないでしょうか。また、いつ頃利き手が決まるのか気になる人もいますね。

以下から赤ちゃんの年齢別に、赤ちゃんの手の使い方や利き手の決まる時期について紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。(※1)。

1歳まで

1歳までの赤ちゃんは両手を使うことが多くあり、使う手にあまり偏りが見られません。片手を使う場合も、使いやすい手を使うのではなく、気になるものや動かしたい方向に近い手を動かすでしょう。

1歳までの赤ちゃんは、まだ上手に手や指を動かせません。両手を動かす練習をしている時期なので、利き手を意識せずに接してあげましょう。

(ハンドリガードと利き手については以下の記事も参考にしてみてください)

ハンドリガードとは?手を見る意味・原因は?生後3ヶ月の成長発達のサイン?

1歳から2歳

1歳から2歳になると、赤ちゃんが使う手に偏りが見られるようになるでしょう。1歳を過ぎると大人の真似をして手を動かしたり細かい手の動きをしたりするようになるため、利き手が決まったように感じるママもいます。

しかし、この時期に左右どちらかの手を頻繁に使っていたとしても、その手が利き手になるとは限りませんよ。

(1歳児の発達については以下の記事も参考にしてみてください)

1歳児の発達の特徴は?言葉・身長・体重など成長の目安、遅れの基準や対処法も!

3歳から4歳

2歳頃に左右どちらかの手を使うことが増えますが、3歳になると再び両手を使うようになる子供が増えます。3歳になると手をより器用に動かせるようになるので、左右両方の手を使ってさまざまな動作を行うようになるのです。

その後、4歳になるとまた左右どちらかの手を使うことが増えます。この4歳の時期に頻繁に使っている手が利き手になることが多いと言われていますよ。

(4歳の発達については以下の記事も参考にしてみてください)

4歳児の身長・体重の平均は?発達の特徴や目安、順調に成長させるポイントも!

赤ちゃんの利き手の見分け方は?

利き手が決まる時期だけではなく、利き手の見分け方も知っておきたい……と感じるママは多いでしょう。実は、明確な利き手の見分け方はありません。しかし、いくつかチェックしたいポイントがあるので以下から紹介していきますね。

胎児の指しゃぶり

利き手は4歳ほどで決まると言われています。しかし、妊娠10~12週の間にお腹の中で指しゃぶりをしている手が利き手と関連しているという説もあります(※1)。指しゃぶりをしている手が利き手であると断定はできませんが、利き手を見分けるポイントの1つのとして参考にしてみてください。

生後3ヶ月未満の睡眠時の向き

生後3ヶ月未満の赤ちゃんでも、睡眠時の顔の向きを観察すれば利き手を見分けることができる可能性があるでしょう。寝ている時にどちらか一方を向いて眠っていることが多い場合、顔の向いている方向の手が利き手になることが多いと言われていますよ(※1)。

好きなものへ手を伸ばすとき