授乳中でも栄養ドリンクはOK?母乳・赤ちゃんへの影響やおすすめ商品も!

【医師監修】授乳中に栄養ドリンクを飲んで大丈夫?母乳・赤ちゃんへの影響は?などの疑問を徹底解説します。また、授乳中に栄養ドリンクを飲む際の選び方の注意点や《リポビタンD》《チョコラBB》など授乳中でも飲める安全なおすすめ商品をご紹介するのでチェックしてみてくださいね。

Contents
目次
  1. 授乳中でも栄養ドリンクはOK?母乳・赤ちゃんへの影響は?
  2. 授乳中に飲む栄養ドリンクの選び方
  3. 授乳中におすすめの栄養ドリンク!リポビタンDなど
  4. 授乳中でも飲める栄養ドリンクがたくさんある!

授乳中でも栄養ドリンクはOK?母乳・赤ちゃんへの影響は?

授乳中は朝晩関係なく赤ちゃんに授乳する必要があり、ママの身体も疲れてしまう大変な時期ですよね。体力回復のために栄養ドリンクを飲みたいと考えるママも多いのではないでしょうか。しかし授乳中は口に入れるものに気をつかいたい時期でもあります。授乳中に栄養ドリンクは飲んでも大丈夫なのでしょうか。

薬や栄養ドリンクは「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」「医薬部外品」などにわかれています。リスクの程度に応じてわけられているのですが、ほとんどの栄養ドリンクは比較的リスクの低い「医薬部外品」に含まれています。飲み方や飲む量をきちんと守れば、授乳中でも飲むことができますよ。

だからといってあれもこれも飲んで大丈夫だというわけではなく、ものによっては授乳中に飲むことが禁じられているものもあります。飲む前には説明書をよく読んだり薬局で聞いたり、産婦人科などの医師に確認するようにしましょう。

(妊娠中の栄養ドリンクについては以下の記事も参考にしてみてください)

妊婦は栄養ドリンクに要注意!妊娠中にリポビタンD・チョコラBBは飲んでも大丈夫?

授乳中に飲む栄養ドリンクの選び方

栄養ドリンクの多くは医薬部外品ですが、中には第3類医薬品に分類されているものもあります。「薬ならば飲めないのか」と感じてしまいますが、中には授乳中に飲める栄養ドリンクもありますよ。どのように見わければよいのか、授乳中に飲んでも大丈夫な栄養ドリンクの選び方を紹介します。

「授乳中の栄養補給」などと明記してあるもの

授乳中に飲んでも大丈夫な栄養ドリンクは、栄養ドリンクの注意書きに「授乳中の栄養補給」などと明記のあるものです。これらの文言が明記されているものは母乳や赤ちゃんに影響がないものと考えてよいでしょう。

授乳中ママ

30代前半

授乳中にどうしても栄養ドリンクが飲みたくなり、薬局に行きました。授乳中でも飲んで大丈夫と書かれている栄養ドリンクがたくさんあることに驚きましたよ。こんなことならもっと早く飲んでいれば良かったです。なんとなく母乳には悪い気がしていたので我慢していました。

やはり授乳中は口に入れるものに気をつかってしまうママが多いようですね。栄養ドリンクを飲みたいけど、我慢しているママも多いことでしょう。「授乳中の栄養補給」などと書かれているかチェックしてみましょう。

ただし、授乳中の栄養補給におすすめと明記がないものでも、授乳中に飲める栄養ドリンクもあります。このあと詳しく紹介していきます。

カフェインの確認

授乳中のママがカフェインを摂取すると、1%程度が母乳に移行すると考えられています。赤ちゃんの体内にカフェインが多く入れば負担になってしまうことから、栄養ドリンク中のカフェインの量を気にするママも多いことでしょう。しかし栄養ドリンクのほとんどは、50mgほどのカフェイン量です。

授乳中にコーヒーを飲む場合、1日に2~3杯ほどであれば飲んでもよいと言われています(※1)。これを基本に考えれば栄養ドリンクも飲む量を守れば飲んでも大丈夫です。しかしカフェインには眠れなくなる作用もあるため、気になるようであればノンカフェインの栄養ドリンクを選ぶと安心です。

(授乳中のカフェインについては以下の記事も参考にしてみてください)

授乳中にカフェインはNG?コーヒーを飲むコツは?許容量や母乳への影響を解説

カロリーの確認

授乳中には2000~2650kcalほどのカロリーが必要とされています。授乳していない時に比べて350kcal多くカロリーを摂取する必要があり、授乳中にはたくさんのカロリーが必要だということがわかりますね(※2)。

しかし、カロリーを普段の時よりも多く摂取する授乳期でも、摂取のしすぎは良くありません。栄養ドリンクの注意書きを読んでカロリーを確認するようにしましょう。

アルコールの確認

栄養ドリンクにはアルコールが含まれているものもあります。栄養ドリンク中のアルコール成分は微量なので、飲む量を守っていれば母乳や赤ちゃんには影響を及ぼすことはほぼありません(※1)。ただし、アルコールを摂取する予定のある日は、1日の摂取量を守るよう心がけましょう。

(授乳中のアルコールについては以下の記事も参考にしてみてください)

授乳中にお酒はOK?飲酒のコツは?アルコールの許容量や母乳への影響を解説

糖分の確認