授乳中に赤ちゃんが乳首を噛む理由は？痛みを軽減する対策や、乳首ケアも！体験談多数

赤ちゃんがママの乳首を噛む理由を紹介しました。赤ちゃんに悪気がないとはいえ、ママもできるだけ痛い思いはせずに授乳したいですよね。では、どういった対策や対処法を行えばいいのでしょうか。

赤ちゃんが乳首やおもちゃなどを頻繁に噛んだり、唾液が多くなった時は歯の生え始めで歯茎がムズかゆいのかもしれません。歯固めのおもちゃなどを与えましょう。歯固めを噛めば、歯茎のムズかゆさも解消されるでしょう。

おっぱいの量が減ったり、味が変わった場合も赤ちゃんが乳首を噛む原因に繋がります。乳房や乳頭をマッサージをすることで乳管の詰まりをとり、おっぱいを出しやすくすることができますよ。

おっぱいの味やにおいはママの食事に影響されます。脂質や糖質の摂りすぎなど、普段の食生活に偏りがないか見直してみましょう。

（乳房マッサージについては以下の記事も参考にしてみてください）

赤ちゃんが乳首を噛んだら、噛んではいけないことを教えましょう。噛んだらすぐに赤ちゃんの目をしっかり見て「噛んじゃダメ」と伝えます。

ポイントは感情的にならないことです。高い声で注意すると赤ちゃんはママの反応が面白くてまた噛んでしまう場合があります。また怒鳴ってしまうと、赤ちゃんがおっぱいを飲むことを嫌がってしまうこともあるので注意しましょう。

授乳のときに遊び飲みをして乳首を噛むような場合は、一旦授乳を中断しましょう。噛むとおっぱいがもらえないんだとわかれば、赤ちゃんも次第におっぱいを噛まないようになってきますよ。

中断する時は、無理に赤ちゃんを離そうとすると乳首を痛めてしまいます。赤ちゃんの口に小指を入れて乳首を離させるか、赤ちゃんの鼻をつまんだり、顔に乳房を押し付けて口を開けさせてみましょう。なお赤ちゃんが窒息しないよう鼻をつまむのも乳房を押し付けるのも軽くするだけにしてくださいね。

赤ちゃんにとっておっぱいの時間はママと触れあってスキンシップがとれる大切な時間です。赤ちゃんがママの方を見ていたら微笑み返してあげたり、赤ちゃんの体を優しく撫でてあげると「気にかけてくれている」と感じ、落ち着いておっぱいを飲んでくれるでしょう。

噛まれたことで乳首に傷ができてしまったり、痛みが強い場合は授乳を一旦中断し、哺乳瓶でおっぱいをあげるのも一つの手です。おっぱいを溜めたままにすると乳房が張って乳腺炎になることもあるため、搾乳器などで絞った母乳を哺乳瓶で赤ちゃんにあげましょう。哺乳瓶ならパパもあげることができますよ。

（搾乳器については以下の記事も参考にしてみてください）

赤ちゃんに乳首を噛まれた際にケアを怠ると、乳首が切れてしまったりして授乳を続けることが難しくなる場合があります。ここでは赤ちゃんが乳首を噛んだ時のおっぱいケアの仕方を紹介します。