遊び飲みとは?いつまで続く?赤ちゃん・ママ別の原因や、対処法を紹介!体験談も

【医師監修】遊び飲みという言葉を知っていますか?遊び飲みをしている赤ちゃんの行動の特徴をはじめ、いつからいつまで続くのか紹介します。また、赤ちゃん・ママ別の原因や、母乳・ミルク別の対処法、赤ちゃんの遊び飲みに関する【体験談】も紹介するのでチェックしてみてくださいね。

Contents
目次
  1. 遊び飲みとは?赤ちゃんの様子は?
  2. 遊び飲みはいつからいつまで続く?
  3. 遊び飲みの赤ちゃん側の原因は?
  4. 遊び飲みのママ側の原因は?
  5. 遊び飲みの対処法は?
  6. 赤ちゃんの遊び飲みに関する【体験談】
  7. 赤ちゃんの遊び飲みは気にしすぎないで

遊び飲みとは?赤ちゃんの様子は?

赤ちゃんは生後3ヶ月頃になると、周りにある物や音などに関心を持ち始めます。その頃に「遊び飲み」を始める赤ちゃんんがいます(※1)。遊び飲みとはおっぱいや哺乳瓶の乳首を加えさせても集中して飲んでくれなくなることです。遊び飲みをしている時は乳首を加えさせてもニコニコしていて飲まなかったり、周りの物音にキョロキョロしたりしてしまうでしょう。

しかし、遊び飲みをするということは赤ちゃんが周りに関心を持ち始めている証拠であり、きちんと成長しているということです。新生児の時はきちんと飲んでくれたのになぜ?栄養は足りてるかな?と心配になってしまうかもしれませんが、体重が増えているようであれば心配いりません。

(生後3ヶ月の赤ちゃんについては以下の記事も参考にしてみてください)

【生後3ヶ月】赤ちゃんの特徴や発育目安、育児の注意点!体験談も

遊び飲みはいつからいつまで続く?

遊び飲みを始める時期は、周りの物に関心を持ち始める生後3~5ヶ月頃が多いでしょう。新生児はうまくおっぱいが吸えないことはあっても、遊び飲みをすることはありません。生後3~5ヶ月頃から遊び飲みをし始める赤ちゃんが多いですが、それよりも前に始める子や遊び飲みをしない赤ちゃんなどさまざまです。

遊び飲みがいつまで続くのかも個人差があります。遊び飲みをし始めてすぐにやめる赤ちゃんもいれば、卒乳までずっと続ける赤ちゃんもいます。

遊び飲みの赤ちゃん側の原因は?

周りの物や音に関心を持ち始めた頃に赤ちゃんの遊び飲みは始まります。遊び飲みの赤ちゃん側の原因は何なのでしょうか。赤ちゃん側の遊び飲みの原因を紹介します。

周りの音や物が気になる

周りの物や音が気になっておっぱいやミルクに集中できない場合、遊び飲みをし始める赤ちゃんがいます。授乳中にテレビの音や周りの人の声、近くにあるおもちゃがある場合など、赤ちゃんの意識がそちらに向かい、おっぱいに集中できなるからです。

渡邉恵里

小児科医

気持ちを落ち着かせたい時におっぱいをくわえる子もいます。周囲の環境の変化などにも目を向けるといいかもしれませんね。

歯が生え始める

生後6ヶ月頃になると歯が生え始めます(※2)。歯が生える時は歯茎がむずがゆくなるため、おっぱいや哺乳瓶の乳首を上手に加えられず、遊び飲みをする赤ちゃんがいます。

ママの気をひきたい

赤ちゃんは授乳の際、ママがテレビやスマホに夢中だったりパパとの会話で盛り上がっていたりすると、もっと自分を見てほしいと感じることがあるそうです。そのため、ママの気をひきたいために遊び飲みをする赤ちゃんもいます。

遊び飲みのママ側の原因は?

遊び飲みの原因は赤ちゃん側にあるだけでなく、ママ側にもあります。ママ側の遊び飲みの原因にはどのようなものがあるのか紹介します。