授乳中にうなぎはOK?母乳が増えすぎて乳腺炎に?食べ方のコツや体験談も!

【医師監修】授乳中だけど、うなぎが食べたい!この記事では授乳中にうなぎを食べても大丈夫?という疑問をはじめ、うなぎの摂取が母乳に与える影響をお伝えします。また授乳中にうなぎを食べる際の注意点や、母乳量を増やして詰まらせずに食べるコツを先輩ママの【体験談】で紹介します。

Contents
目次
  1. 授乳中にうなぎを食べても大丈夫?
  2. 授乳中のうなぎの摂取が母乳へ与える影響は?
  3. 授乳中にうなぎを食べる際の注意点
  4. 母乳量を増やして詰まらせずにうなぎを食べるコツ
  5. 授乳中のうなぎは食べ方次第でママの身体にいい!

授乳中にうなぎを食べても大丈夫?

「母乳に影響するので、授乳中はうなぎを食べない方が良い」と言われることがあります。

実際は、量や時期に気を付ければ問題なく食べられます。うなぎを食べ過ぎると乳腺炎などのリスクが高まる可能性があります。以下からうなぎが母乳に与える影響やうなぎを食べる時の注意点などを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

(妊婦のうなぎの摂取については以下の記事も参考にしてみてください)

妊婦はうなぎを食べていい?摂取量で胎児に影響が?食べた人の実体験も

授乳中のうなぎの摂取が母乳へ与える影響は?

授乳中にうなぎを食べても問題ありません。ただし、中には母乳の生産量が増えることで乳腺が詰まりやすくなる人もいるので注意が必要です。

うなぎには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。うなぎに含まれる栄養素の中でも、主に母乳に影響するのがビタミンB1とB2です。

ビタミンB1はご飯などの炭水化物を母乳にする役割があります。また、ビタミンB2は糖質や脂質、たんぱく質を体内でエネルギーに変える役割があります。ビタミンB1とB2の栄養素がうなぎの脂肪と組み合わさって過剰に母乳が生産されると、母乳がおっぱいの中に溜まり、乳腺炎を引き起こす可能性があるのです。

授乳中にうなぎを食べる際の注意点

授乳中はエネルギーを多く消費しますね。授乳中、うなぎを食べて精をつけたい、と考えることもあるでしょう。授乳中にうなぎを食べる際の注意点について以下から紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

食べる量を調節する

新米ママ

26歳

赤ちゃんを出産後、久々にうなぎを食べました。美味しかったのでつい半身をペロッと食べてしまいました。おいしかった~! でも、その後もポテチやうなぎ、脂がのったサーモンなどを食べたいだけ食べていたら、見事乳腺炎になりました。

妊娠中に食事を我慢していた分、産後に食欲を抑えきれない、というママは多いです。

授乳中は、うなぎを食べる量に配慮しましょう。うなぎを小さめに切って巻き寿司やちらし寿司にするなど、食べすぎないように工夫することが重要です。

渡邉恵里

小児科医

普段から色んなものをバランスよく食べることを心掛けていれば、たまに偏る事があっても、赤ちゃんへの影響をさほど心配する事はありません。ご褒美のご馳走を楽しんで下さいね。

栄養バランスを意識する

1歳児のママ

28歳

お昼にから揚げを食べ、夕飯にうなぎを食べた日のことです。夜に授乳したら、娘に乳首を噛まれてしまいました。あとで知ったのですが、油は一番おっぱいの味に反映されてしまうようです。いつもと味が違ったのかな。

脂っこいものを食べると母乳の臭いが変わる可能性があります。うなぎを食べた後はなるべく脂質の低い物を食べるように、栄養バランスを意識しましょう。

新鮮なうなぎを食べる